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推進パートナーの活動

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ニッポンフードシフトに共感いただいた全国の推進パートナーの皆さんの取組を発信します。 登録はこちらから。 https://nippon-food-shift.maff.go.jp…
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記事一覧

10月、11月の「食から日本を考える。月間」では、米に関するトリビアを発信しました!あと一口多くご飯を食べて食料自給率を1%上げよう!

「食から日本を考える。月間」について食の外部化・簡便化が進む一方、食と農との距離が遠くなり、農業や農村に対する国民の意識・関心が薄くなっている状況を踏まえ、日本の食の未来を守るために、消費者と生産者が一体となって自分たちの課題と捉え、国産の農林水産物を積極的に選択するといった行動変容につなげていく必要があります。 そこでニッポンフードシフトでは、食に関するイベントが多い10月、11月を「食から日本を考える。月間」として、本運動の趣旨に賛同する推進パートナー企業との連携を通じ

「お米の可能性は無限大」お米離れ解決に向けた老舗米菓メーカーの挑戦

1962年に創業し、当時から長く愛されている米菓を中心とした商品を多数展開されている三幸製菓株式会社様。 米菓メーカーとして、食を通じて「幸せのシーンを一人でも多くの人へ」届けながら日本の産業活性化への貢献を目指し、日本人のお米離れが年々進行している社会課題に着目。課題の解決に向けた取組として、若い世代を新規ターゲットとしたプロジェクトが始動しています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーのお米離れ解決に向けた取組について紹介します。 「米菓一筋」「良品廉価」を大

学生が社会貢献型インターンシップで直面する一次産業のリアル!「クラダシチャレンジ」でフードロス削減と地方創生を自分ごととして捉える[後編]

フードロス等、食や農における社会課題の現状を目の当たりにしたことをきっかけに、「もったいない」を価値に変え、日本で最もフードロスを削減する会社を目指して2014年に創業した株式会社クラダシ様。 廃棄されてしまう可能性のある商品を市場に提供する1.5次流通の創出など、様々な角度から社会貢献につながる取組を展開されています。 今回は後編として、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」(以下、クラチャレ)で今年初開催したピッチイベントの優勝チームへのインタビューと、クラ

学生が社会貢献型インターンシップで直面する一次産業のリアル!「クラダシチャレンジ」でフードロス削減と地方創生を自分ごととして捉える[前編]

フードロス等、食や農における社会課題の現状を目の当たりにしたことをきっかけに、「もったいない」を価値に変え、日本で最もフードロスを削減する会社を目指して2014年に創業した株式会社クラダシ様。 廃棄されてしまう可能性のある商品を市場に提供する1.5次流通の創出など、様々な角度から社会貢献につながる取組を展開されています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーでの取組として、人手不足に悩む生産者さんや漁師さんのもとへ学生が支援に行く社会貢献型インターンシップ「クラダシチ

各地の国産果実を応援したい!クラフトチューハイから社会貢献を目指す[Vol.2]

1842年に京都・伏見で創業、現在は宝グループの国内事業を担い、焼酎や清酒などの製造・販売を行う宝酒造株式会社様。缶チューハイのパイオニアでもある同社は、「各地の国産果実をうまく活用して、日本の産地を盛り上げたい」との想いから、チューハイを通じた生産者と消費者をつなぐ取組を継続して実施されています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーの活動として、耕作放棄地を活用して誕生した「京檸檬」と「京檸檬」を活用した『寶CRAFT<京檸檬>』チューハイの取組について紹介します。

お米の魅力をもっと発信して、日本の農業を応援!

「明るい豊かな社会の実現」を目指して、地域での課題解決や災害支援、国際的な交流事業など、様々な活動を行っている公益社団法人日本青年会議所様。 その中の社会グループに属する「安全な国確立委員会」では、2024年度は「みんなで考えよう!食卓から始まる国の安全」をテーマに活動されてきました。特に国産米の魅力発信を通じて日本のお米の販路拡大につなげていきたいとの想いから、国内のみならず海外での日本の食に関する情報発信を展開されてきました。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーによ

地元では食べられていなかった?奈良の高級伝統野菜「大和丸なす」の地産地消を目指す取組[Vol.2]

戦後まもない頃から奈良県大和郡山市(やまとこおりやま)三橋地区で栽培されてきた伝統野菜「大和丸なす」。高級食材として首都圏を中心に出荷されてきたこともあり、地元での食文化がありませんでした。せっかく美味しい野菜が地元にあるのだから、地元でも食べて欲しい、知名度を上げていきたいとの思いから、大和郡山市では10年前から「大和丸なす」の地産地消を進めようと取組を進めています。 地元でのさらなる認知・消費拡大を目指す活動の一環として、新たな販路を創出するべく産官学連携での「ピザバト

各地の国産果実を応援したい!クラフトチューハイから社会貢献を目指す[Vol.1]

1842年に京都・伏見で創業、現在は宝グループの国内事業を担い、焼酎や清酒等の製造・販売を行う宝酒造株式会社様。缶チューハイのパイオニアでもある同社は、「各地の国産果実をうまく活用して、日本の産地を盛り上げたい」との想いから、チューハイを通じた生産者と消費者をつなぐ取組を継続して実施されています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーの活動として、希少な国産果実の商品化から地域・産地の活性化につながる継続した取組について紹介します。 元祖缶チューハイが生まれるまで創業

地元では食べられていなかった?奈良の高級伝統野菜「大和丸なす」の地産地消を目指す取組[Vol.1]

戦後まもない頃から奈良県大和郡山市(やまとこおりやま)三橋地区で栽培されてきた伝統野菜「大和丸なす」。高級食材として首都圏を中心に出荷されてきたこともあり、地元での食文化がありませんでした。せっかく美味しい野菜が地元にあるのだから、地元でも食べて欲しい、知名度を上げていきたいとの思いから、大和郡山市では10年前から「大和丸なす」の地産地消を進めようと取組を進めています。 地元でのさらなる認知・消費拡大を目指す活動の一環として、新たな販路を創出するべく産官学連携での「ピザバト

もっちり食パンのパイオニアが目指す国産原料のパン!こだわりぬいた食材で日本の農業を応援![Vol.3]

1922年、愛知県で和洋菓子製造販売店として、創業したフジパン様。その後「品質のよいおいしい商品を一生懸命作り、真心を込めてお客様にお届けする」という創業当時からの使命のもと、「食」を通じてたくさんの人々においしいパンと笑顔を届けつづけています。「日本の農業を応援したい」との思いから、2022年9月には北海道産小麦や国産原料にこだわった新商品『北海道小麦』を発売。国産原料の消費推進を目指す取組に尽力しています。 ※『北海道小麦』シリーズ:2022年9月から2024年9月末まで

「昆布と豆」のメーカーが目指す、和食文化の継承

創業から60年以上にわたり、企業スローガンである「おいしさ、けんこう、つぎつぎ、わくわく。」を体現した、いつまでも変わらない美味しさと人々の健康を考えた商品を展開してきたフジッコ株式会社様。 昆布と豆を使った食品のトップメーカーとして、これからのわくわくした未来作りを実現するために、食育活動や体験イベントなどを通し、後世にわたって伝統的な日本食を伝える取組を実践されています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーの、こだわりの素材で和食文化を未来に伝える取組について紹

植物工場でレタスを生産!?未来の美味しいを創るメガファームの取組とは。[Vol.3]

1720年から続く農家を法人化し、全国の農家や企業とも連携しながら、「食と人と農業の未来のために 美味しい食の安心、安全、安定」を創り続けているのが株式会社舞台ファーム様。 最先端のテクノロジーを駆使した、食料供給システムの構築をはじめ、土壌開発を通した環境に優しい農業など、多様な視点から農業を発展・進化させる取組を追求されています。 今回はニッポンフードシフト推進パートナーの取組の第3弾として、Z世代社員の現在の業務や、食や農への取組・想いを紹介します。 舞台ファーム

もっちり食パンのパイオニアが目指す国産原料のパン!こだわりぬいた食材で日本の農業を応援![Vol.2]

1922年、愛知県で和洋菓子製造販売店として、創業したフジパン様。その後「品質のよいおいしい商品を一生懸命作り、真心を込めてお客様にお届けする」という創業当時からの使命のもと、「食」を通じてたくさんの人々においしいパンと笑顔を届けつづけています。「日本の農業を応援したい」との思いから、2022年9月には北海道産小麦や国産原料にこだわった新商品『北海道小麦』を発売。国産原料の消費推進を目指す取組に尽力しています。 ※『北海道小麦』シリーズ:2022年9月から2024年9月末まで

わさびが食べられなくなる⁉「わさび×テクノロジー」で日本の食文化を世界に伝えたい

「環境問題や農家の高齢化が原因となり、世界に誇る日本の食文化が失われつつある現状に危機感を感じた」との想いから、モバイル農業を社会実装することを企業ミッションに活動されている株式会社NEXTAGE(ネクステージ)様。 わさびは大変繊細で栽培が難しく、国内生産量が年々減少しています。なかでも高い品質を誇りながら、通常のわさびよりも生育期間が長く、希少とされるのが『真妻わさび』。この真妻わさびをこれから先の未来において日本、そして世界へと提供し続けるために、テクノロジーを駆使し