「環境問題や農家の高齢化が原因となり、世界に誇る日本の食文化が失われつつある現状に危機感を感じた」との想いから、モバイル農業を社会実装することを企業ミッションに活動されている株式会社NEXTAGE(ネクステージ)様。
わさびは大変繊細で栽培が難しく、国内生産量が年々減少しています。なかでも高い品質を誇りながら、通常のわさびよりも生育期間が長く、希少とされるのが『真妻わさび』。この真妻わさびをこれから先の未来において日本、そして世界へと提供し続けるために、テクノロジーを駆使したわさびの人工栽培技術の開発を進めています。実装がスタートした今も、さらなる安定栽培の実現に向け、パートナー企業と連携しながら日本の食文化継承と発展に寄与しつづけられるよう、挑戦を続けています。
今回はニッポンフードシフト推進パートナーの次世代農業を担う革新的な取組について紹介します。
農業の発展と日本食文化の継承を目指して立ち上がる
社会課題を解決する取組を事業化したいとの思いを実現するべく創業した、株式会社NEXTAGE様。日本の伝統的な食文化であり、健康や医療などさまざまな分野においても可能性を持つ「わさび」に注目。農業にもわさびにもこれまで全く関わったことはなく、ゼロからわさび栽培モジュールを創り上げてこられました。今回は、実装に向けて動き出したわさびの自動栽培の取組について代表取締役の中村拓也氏にお話を伺いしました。
画期的な栽培方法から、日本食には欠かせない本物のわさびを守る取組
誰でも、どこでもわさびが栽培できる!「わさび栽培モジュール」について、お聞きしました。
1.繊細なわさび栽培の完全自動化を実現するために
2.「誰でも」「どこでも」わさびが栽培できる夢のモジュールが完成!
無限の可能性を秘めた「わさび」の価値創出に向けた展開
食用以外にも医療や健康分野でも注目を集めているわさびの価値創出における、今後の展望についてお聞きしました。