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巷のシフトさん

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ニッポンフードシフト公式noteの運営スタッフが見付けた興味深い記事を紹介します。
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#サステナブル

酪農家が真面目に語る「持続可能な酪農」のお話

持続可能、サステナブル――――。 最近、ますます耳にすることが多くなったこの言葉。ノースプレインファームでは、創業以来変わらず「持続可能な酪農」を追求し続けてきました。 きょうは、持続可能な酪農についての取り組みと考えについて私、ノースプレインファーム代表を務める大黒がお話しいたします。 循環型酪農で 環境面での持続性を保つ「持続可能」と聞いてまず思い浮かぶのは、環境面での持続性ではないでしょうか。自然環境への負荷をできるだけ少なくしながら酪農を続けていくことが、持続可

【農業/SDGs】みらい農場 羽生 の取り組み~地元ウィスキー粕を使った土壌改良

みらい農場の金子です。 本日は「みんなで考えるSDGsの日」だそうです。 私たちの会社は、全部署でSDGs推進に力を注いでおりますが、こういった日が設けられていることは初めて知りました。 「みんなでSDGsの17の目標を考えよう」という意味で「“み”んな=3月 “17”の目標=17日」という語呂合わせになっているそうです。 みらい農場とSDGsの活動 当社では様々な活動をしておりますが、本日は私たちの農場での取り組みを紹介します。 埼玉県羽生市にある私たちの農場は、たび

「未利用魚」への入り口は、どうあるべきか?|信濃屋・こだわりや対談

こんにちは。「Tカードみんなのエシカルフードラボ」公式note担当の東樹です。 食を取り巻く課題の一つに、漁獲したにも関わらず食べられずに廃棄されてしまう「未利用魚」の存在があります。 「Tカードみんなのエシカルフードラボ」は、自治体・漁師・地元事業者といった地域関係者、生活者、流通、食品メーカー、飲食関係者など、異なる立場のステークホルダーが対話しながら「未利用魚」を活用した商品を開発する共創の場「未利用魚活用プラットフォーム」を立ち上げました。「未利用魚」の活用を通じ

【生産者ご紹介】養殖業界に革命を起こす、新時代の生産者「赤坂水産」

愛媛県西予市、近くには日本ジオパークに認定された須崎海岸もある美しい自然の中で水産業を行う「赤坂水産」。創業1953年と歴史がありながら、次々と革新的試みに挑戦し、進化し続ける新しい感覚を持った生産者です。今回はそんな赤坂水産の三代目(予定)、赤坂竜太郎さんにお話をお聞きしました。 赤坂水産が創業した頃は、漁に出て魚を獲るのが当たり前の時代でした。しかし、天然魚が少しずつ減っていることに当時から気づいていた一代目(赤坂さんの祖父)は、自ら資源を作って海と共存するべく、ヒラメ

お茶を飲む風景を未来へ残したい

こんにちは!日本茶バリスタの倉橋です。 コーヒーから日本茶の淹れ手「日本茶バリスタ」として活動しています。 僕の未来に残したい風景 それは「お茶を飲む風景」です。 ただ飲むことではなくお茶を楽しむ時間が何が未来に繋がるのかをお話ししたいので最後まで見てくれると嬉しいです。 日本茶を知りたいから 日本茶が好きになって、もっと詳しくお茶について知りたいと思うようになり直接生産者さんを訪ねるようになりました。 新潟から鹿児島まで様々な茶畑をみに行きました。 そこには綺麗な茶畑

スーパーで育った野菜!? サステナブルな都市型農業「infarm」

こんにちは。SWAQ TOKYOのさちです。 最近、よく行くスーパーの一角に突如謎の栽培ボックスが出現。 ボックス内ではハーブが育てられており、家庭菜園が好きな私は毎回植物の成長を覗き見ては、一体何が始まるのだろうかとワクワクしていました。 数日後、栽培されていたボックス内の野菜やハーブが収穫され、ボックスの外に!なんと根っこ付きで購入ができるようになっていました。 スーパー内で育てて販売するという斬新なこのシステムは、「infarm(インファーム)」というベルリン発の