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巷のシフトさん

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ニッポンフードシフト公式noteの運営スタッフが見付けた興味深い記事を紹介します。
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記事一覧

100年続く牛乳屋が日本一小さなマイクロ乳業メーカーに挑戦

吉祥寺の牛乳屋である武蔵野デーリーが CRAFT MILK STAND を立ち上げてから約2年。 今までは「牛乳屋」として完成した牛乳を販売することに専念してきましたが、このたび自分たちで牛乳が製造できる工房を立ち上げ、「乳業メーカー」としても活動していくことを決意しました。 牛乳の〝シングルオリジン〟「CRAFT MILK」  武蔵野デーリーは祖父が100年前に吉祥寺で始めた牛乳屋がルーツです。その後、現代表の父・木村義之の代となり40年以上牛乳販売を続けてきましたが

20代ラストデー!10年間を振り返ります

田村きのこ園2代目の川島です! 突然ですが、明日(2024年8月19日)30歳を迎えます。 大病もなく健康に30歳を迎えられることに感謝しつつ、回顧録としてこの10年を振り返ってみます。 一言でまとめると、この10年は「農業で生きていく」ことを目指し、それを実現し、新たな景色を見始めた20代でした。 「農業でいきていく」ことを志した20歳まずは2014年8月、20歳を迎えたころのFacebook投稿から ちょうどこのころ、大学の生物資源学類(いわゆる農学部)に所属し、農業

規格外野菜が地域の見守り弁当に!7年前からSDGsと"4方良し”を実現する「ベジラボ」とは

一汁二菜の栄養満点なお弁当が、宅配込みで500円。 こんなサービスがあったら、使ってみたいと思いませんか? 海邦福祉会が指定管理を行う「読谷村農林水産物加工センター(通称ベジラボ)」では、規格外野菜を使った弁当を平日(月〜金曜日)に約30〜40食つくっています。 お弁当は地域のお年寄りや障がいを持つ家庭に届けられ、料金は宅配料込みでなんと500円!ウーバーイーツで珈琲を1杯買うより安いです。安さのポイントは使用する野菜に「規格外」のものを使用しているから。 実はベジラ

国産カカオ栽培に成功!Minimalチョコレートの次の1歩。

実はMinimalは沖縄にカカオの自社農園を運営しています。 そして、この度3年の歳月を経てMinimalは国産カカオ栽培成功しました。カカオ豆高騰が全世界に衝撃を与えている中で、どんな意味を持つのか。 この取り組みはMinimalとして、チョコレートのクオリティーを次の1歩に進める大きな一歩ですので、経緯をお伝えしたいと思います。 カカオ豆の史上類をみない高騰。チョコレートが買えなくなる危機・・・この数か月全世界に衝撃をあたえたカカオ豆の高騰。 カカオ豆は赤道直下の国々か

【雨風太陽 社員インタビュー】旅行会社から"本当にやりたいこと"を求めてジョイン!ポケマルおやこ地方留学を通して、他にはない価値を提供していく—人流創出部・髙嵜令奈

ポケマルおやこ地方留学は、全国各地の生産者さんのもとで自然や食について学ぶ親子向けプログラムです。参加者の皆さんからは「生産者さんが出品する商品を購入したい」「生産者さんにまた会いに行きたい」などの感想を多くいただき、単なる旅行には留まらない、生産者と消費者を繋ぐ雨風太陽らしい価値を提供しています。 本事業のミッションに共感をし、雨風太陽にジョインした人流創出部の高嵜。運営側から見たポケマルおやこ地方留学の価値、本事業を通して伝えていきたい思いなどを聞いてみました。 —前

牛乳観が一変!放牧のミルクスタンドを作りました。

これまでの牛乳の概念を覆した、“放牧”との出会いこんにちは、「武蔵野デーリー」の木村充慶と申します。「武蔵野デーリー」は、私の父親である木村義之が代表の会社です。代表と言っても、父親1人の自営業でした。そんな会社に私も参加し、一緒に放牧の牛乳を扱うミルクスタンドを作りました。 「これが、牛乳!?」放牧の牛乳ならでは。あっさりした味わい いきなりで申し訳ないのですが、もともと私は牛乳が嫌いでした。 小学生の頃、給食で飲むぬるい牛乳のにおいが苦手で、どうしようもありませんでし

生産者と消費者の分断の解消が次の一手を生む 河北町食卓会議レポート

新幹線さくらんぼ東根駅から車で15分以内の距離に河北町という町があります。駅名に「さくらんぼ」の文字が入る通り、山形県西村山郡はさくらんぼの名所。中でも河北町は、日本全国町村の中でトップの生産量を誇ります。   観光としてだけでなく、短期のアルバイトを募集するほど、町民総動員でさくらんぼの出荷作業に取り掛かるのは毎年6月頃。しかし、今回の河北町のフィールドワークが開催されたのは、さくらんぼの出荷時期とは大きくズレた12月半ばです。   一般的に農閑期となる寒い季節にだからこそ

野菜で笑顔を育みたい。10年越しで実現した「ヤサイな仲間たちファーム」に込められた想い_kewpie standard : FILE 04

キユーピーグループはこれまでさまざまな野菜の食べ方の提案や商品開発を通じて、野菜摂取の促進に取り組んできました。2022年5月、埼玉県深谷市にオープンした複合施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」(以下、ヤサイな仲間たちファーム)もそのひとつです。   施設内には、野菜の収穫体験ができる「体験農園」や、野菜や加工品を販売する「マルシェ」があり、大人から子どもまで、野菜の魅力を多角的に楽しむことができます。地域内外から注目を集めるヤサイな仲間たちファームですが、実は構想か

名古屋育ちのサラリーマンが農家になるまで~安定収入×やりたいことで自分らしいライフスタイルをつくる方法

はじめまして!小西トマト農園です。 私達は2022年に愛知県設楽町(したらちょう)で農家になった夫婦です。農家になりたい方、田舎暮らしをしたい方、新規就農者の方に役立つ情報をお届けできたらと発信しています。 今回は、我が園主がトマト農家になるまでのエピソードと農家仲間の募集についてをインタビュー風にまとめました。 ぜひ、おつきあいくださいませ。 サラリーマンが愛知の山の上の農家になるまで ライフスタイルを自分で選べる人生にしたい 大学卒業後、車関係の会社でシステムエン

ひとりの生産者かつ消費者として、“農”から社会を変えていく──保坂君夏さん

大学を休学し、農業の現場を知るために耕作放棄地を復活させる「さとやまコーヒー」などの活動を始めた保坂君夏(ほさか・きみか)さん。アルバイトをしていた稲とアガベの正社員となり、現在は自社田でクラフトサケの原料米やレストランの食材を育てています。 まだ20代でメンバーの中でも若手ながら、稲とアガベの哲学を自然に理解し、自身の夢に繋げながら前進する君夏さんに、お話を聞きました。 きっかけは秋田の美しい原風景──秋田県立大学に通っていた学生時代から、アルバイトとして稲とアガベで働

後継者不在、60年続く伝統の味と技術を東京のよそ者が救う!?【大森水産】

北海道白糠町には“どこを探してもここにしかない”そんな声が届く逸品があります。その一つが大森水産の「本ししゃも」。伝統製法を守り、手作業で丁寧に加工される「本ししゃも」は、濃厚な旨みが特長。一口食べれば、今まで口にしてきたものとの違いをはっきりと感じます。   創業から60年を超え、長年地元でも愛され続けてきたこの味に、今新たな風が吹いています。「廃業」という危機を乗り越え、株式会社イミューへと事業承継を決めた大森水産の社長、大森照子さんにお話を聞きました。 創業60年の歴

酪農家が真面目に語る「持続可能な酪農」のお話

持続可能、サステナブル――――。 最近、ますます耳にすることが多くなったこの言葉。ノースプレインファームでは、創業以来変わらず「持続可能な酪農」を追求し続けてきました。 きょうは、持続可能な酪農についての取り組みと考えについて私、ノースプレインファーム代表を務める大黒がお話しいたします。 循環型酪農で 環境面での持続性を保つ「持続可能」と聞いてまず思い浮かぶのは、環境面での持続性ではないでしょうか。自然環境への負荷をできるだけ少なくしながら酪農を続けていくことが、持続可

第2回「資さんの食育教室」を開催しました!

8月某日、第2回目の「資さんの食育教室」を実施しました! お子さまに「食べる」ことのしくみを学んでいただき、「食べる」ことへの感謝の気持ちを醸成したい!と言う思いから組み立てられた「資さんの食育教室」。 ※くわしくはこちらの記事をご覧ください。 今回、「資さんの食育教室」に参加してくれたのは「南片江保育園」の年長のお子さま18名。当日の様子をレポートしています! まずは、お手製の紙芝居で、「食べる」ことの大切さを伝えていきます。 お勉強をした後は、いよいよお子さまが体

水産DXストーリー #2 鮮魚の在庫管理はなぜ大変?「在庫茶屋札」の導入してアナログ作業を改善

今回は「在庫茶屋札(ざいこちゃやふだ)」の導入によって鮮魚の在庫管理の生産性向上につながった取り組みです。なぜ鮮魚の在庫があるのか、どう管理していたのかなど魚ポチの仕組みの前提をお伝えした上で、その改善内容を紹介します。 なぜ「鮮魚の在庫」が生じるのか? 私たちが運営している「魚ポチ(うおポチ)」は、産地から仕入れた水産品を中心とした商品を自社ウェブサイトに掲載し、都内飲食店を中心に卸売をしているサービスです。魚ポチに掲載している商品は約3,300種類あり「鮮魚」がカテゴ