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巷のシフトさん

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ニッポンフードシフト公式noteの運営スタッフが見付けた興味深い記事を紹介します。
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2023年3月の記事一覧

農家の働き方も変わる!?農作物の長期保管を目指すソノリク実験室の取り組み

こんにちは、広報担当です! 私たち福岡ソノリクは農作物専門の物流企業ですが、農作物を運ぶだけではなく、独自の技術を使って、農作物を長期保管する実験を行っています。 なぜ独自の技術を開発し、長期保管を目指すのか。そこには“農作物を在庫化する”という新しい概念への挑戦がありました。 1年間もさつまいもの鮮度を維持できる独自の保管技術 一般的に、農作物は鮮度が命。収穫直後から鮮度がどんどん落ちていくので、いかに早く消費者のもとへ届けるかということが重要視されています。そこには

【農業/SDGs】みらい農場 羽生 の取り組み~地元ウィスキー粕を使った土壌改良

みらい農場の金子です。 本日は「みんなで考えるSDGsの日」だそうです。 私たちの会社は、全部署でSDGs推進に力を注いでおりますが、こういった日が設けられていることは初めて知りました。 「みんなでSDGsの17の目標を考えよう」という意味で「“み”んな=3月 “17”の目標=17日」という語呂合わせになっているそうです。 みらい農場とSDGsの活動 当社では様々な活動をしておりますが、本日は私たちの農場での取り組みを紹介します。 埼玉県羽生市にある私たちの農場は、たび

人も野菜も、バス停に集合!?貨客混載の「やさいバス」【実装支援事業】

野菜を載せて走るバス。それが「やさいバス」。 優しいその響きに筆者が想像したのは、マイクロバスに新鮮な野菜をたくさん積んで、バスの路線をのどかに走っている姿でした。 しかしその実態は、のんきな私の想像をはるかに超えるすごいバスだったのです。 人と野菜が一緒に乗る「やさいバス」やさいバスはその名の通り、各生産地を“停留所”として、出荷する野菜を載せてスーパーなどの売り場近くまで運んでいます。生産者にとっては新しい販路のひとつに、店舗にとっては収穫直後の新鮮な地元野菜を仕入れ

高校生が島をまわって0円食堂してみた!!!

皆さんお久しぶりです!! 隠岐島前高校地域国際交流部です。 今回は海士町、西ノ島町、知夫村の3島で0円食堂をしてみました! ここでは海士町編をお届けします!! 高校生が島で0円食堂?!今回の企画の0円食堂とは? 0円食堂とは某テレビ番組で聞いたことがある方もいるかと思いますが、それとは少し違い、捨てられる食材ではなく、島をまわり、その時にお家にある食材を無料でいただくというものです。これを島前地域でやるとなったらどうなるのだろうという好奇心、島の人と交流をしたいというア

なぜ海苔漁師が山に木を植えるのか?植樹への想いに触れた日。

『今年3年ぶりに植樹祭やりますよ。沼田さんもどうですか?』 佐賀県有明海漁連、鹿島市支所の方から連絡があったのが1月末。 私は2つ返事で『行きます!』とこたえていました。 有明海産の海苔でも、産地によってそれぞれ"おいしさの理由"は異なる。 鹿島の海苔のおいしさは?といえば"植樹"にある、と聞いたことがありました。 『海産物のおいしさに"植樹"が関係するの?』 と疑問に思い、調べれば『なるほど』と思うことがいっぱい。 ただ何を植えているの?何人くらい?どうやって?と、