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巷のシフトさん

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ニッポンフードシフト公式noteの運営スタッフが見付けた興味深い記事を紹介します。
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2022年10月の記事一覧

【一番注目の循環型農業】アクアポニックスをやってみた&施設に行ってみた!

こんにちは。 個人的に今一番注目しているのがアクアポニックスという農法です。 環境保全型農業の一種で自然界の循環の仕組みを人為的に再現したものです。 今回は半年ほど行っている自宅のアクアポニックスと先日見学に行かせてもらった神奈川県にあるアクアポニックスの施設のことを中心に書きます。 先にまとめです。 アクアポニックスの仕組みアクアポニックスとは循環型の農業の1種で水産養殖(アクアカルチャー)と水耕栽培(ハイドロポニックス)を組み合わせることで魚にとって有害な糞尿を微生物

牛乳を捨てたくない酪農家たちの情熱が生み出した「生キャラメル」のお話

牛乳の宅配から始まったノースプレインファームにとって、「おこっぺ有機牛乳」は原点となる大切な商品ですが、私たちが特別な思いを寄せている商品があります。それは、「生キャラメル」。 今回はノースプレインファーム副社長を務めております私、吉田が、生キャラメル誕生のお話と、当社の生キャラメルへの思いをお伝えします。 …副社長と言いましても私たちは大企業ではありませんので、機械の修理をしたり、人手が足りない現場に入ったり、時にはオンライン酪農ツアーの案内役をしたりと、なんでもしていま

「研究するだけだったら意味がない」白川町をフィールドに研究した農学部院生が想う『農と幸福』の関係

大学での研究で白川町を度々訪れており、企画カフェ『白川まるっとカフェ』のメンバーでもある名古屋大学 農学部 森林・環境資源科学専攻(森林社会共生学研究室)の安井里緒(やすい りお)さん。 白川町をフィールドにしたから感じた、町の農業とブータンの意外な関係性や、農と地域社会に対する想いをお聞きしました! ー 有機農業に意識はなかった  ーー里緒さん、宜しくお願いいたします!  白川町でよくお会いするので「白川町民…?」という錯覚を起こすほどです(笑) それは言い過ぎです(

レトルトカレーの紹介_おからカレーの開発ストーリー

こんにちは!めどるまです。 本日で5日目となります。 #読んでいるよという声は嬉しいです さて、本日は、初めて弊社で作った「おからカレー」の開発に関して記載したいと思います。 1、おからとの出会い 食品ロス問題をレトルトカレーで解決するということで、農家さんに訪問して、レトルトカレーのご提案をしたりしている中で「農作物はロスがいつも出るわけでないから、結構苦労するのでは?」と言われることもしばしばでした。 私たちは、食品ロス問題を原料としているため、たしかにそのよう