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ニッポンフードシフトキャンパス

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学校のゼミや課外活動等における、食や農の新しい取組を紹介します。
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記事一覧

【実学研修_2023年度Vol.1】受講生が企業・団体などとともに社会の実課題に取り組む「実学研修」の様子を紹介します

One Earth Guardians育成プログラムの活動の一つに、社会とのかかわりの中で課題を見出し、解決する力を培うことを目的に、学生が産業等の現場に赴いて、産官学連携で社会の実課題に取り組むインターンシップである、「ワン・アーソロジー」実学研修があり、受講生にとっての必修科目にもなっています。 ▼「ワン・アーソロジー」実学研修について https://www.one-earth-g.a.u-tokyo.ac.jp/activity/training/ 2023年度中

大学生×伝統野菜 飛騨美濃伝統野菜『春日はるな』

 東海学院大学管理栄養学科の飛騨美濃伝統野菜プロジェクトチームの学生です。今日は雨の中、岐阜県揖斐川町で伝統野菜『春日はるな』の生産者さんを訪問しました。  霧の中、細い道路をのぼっていくと『春日はるな』の畑  雨も降っていたので、揖斐川町の山間部は深い霧に覆われています。道もどんどん細くなり、川沿いの細い道を車で通るのがやっと・・・すごい深い山の中に、柵に覆われた『春日はるな』の畑が現れました。 古くから栽培されている『春日はるな』  『春日はるな』は、アブラナ科の

コシヒカリを超える食味で超多収!名大生まれのお米は、遺伝子で約束された優良品種だった!

晩秋のとある昼休み、東山キャンパス豊田講堂の屋外スペースに何やら行列が。本学の附属農場、東郷フィールドで生産されたお米の学内販売でした。毎年恒例、売り切れ必至!のため購入は1人1袋(3㎏)までとのこと。それは急がねば…と、行列に加わり購入しました。自宅で炊いて食べたところ、大粒でもちもち感たっぷり。このおいしさのワケを取材してきました! ゲノム情報を駆使し名大の農場で開発された米「とうごう3号」。 名大が品種開発に関わったこのお米、品種名は「ハイブリッドとうごう3号(以下

和歌山県西牟婁郡でのドローンと可視光による農地センシング

今回は、修士1年生 近藤さんが、和歌山県西牟婁郡 井戸本農園さんにご協力頂いて行った実験について紹介します。 (上記写真 (左)修士1年生近藤さん、(中央)井戸本農園 井戸本さん、 (右)学部4年生山田さん) 前回の記事と同じスマート農業に関わる研究ではありますが、山田さんの研究とどう違うのでしょうか。 近藤さんは、主にどんな研究をされているのですか? 私は、農地からのセンサデータ収集方法に焦点を当てた研究を行っています。ドローンを活用し、農場の状態をきめ細かく、準リア

農業の未来を変える名大発ベンチャー。マーケットは“地球”。そして宇宙で農業実現へ

「宇宙で農業を実現させたい」――。 植物や食品の残さを原料にした高機能バイオ炭を開発販売する名古屋大学発学生ベンチャー「TOWING」。2020年の創業以来、企業からの出資や提携、メディアによる取材が相次ぐなど注目を集めています。最近ではForbes JAPAN「世界を変える30歳未満」選出や、農業界の“メガバンク”農林中央金庫との業務提携などで話題を集めました。 そんな新進気鋭のスタートアップを創業した代表取締役の西田宏平さんから、起業に至った経緯や名大の学生時代などのお話

大学生×棚田 六ノ里棚田で草取り作業

 東海学院大学管理栄養学科の学生有志が集う棚田プロジェクトチームの学生です。今日は、1年生~4年生のメンバー23名で岐阜県郡上市白鳥の「六ノ里棚田(ろくのりたなだ)」にて棚田の草取り作業を行いました!  朝6:30に大学を出発し、8:30に六ノ里棚田に到着!でも、連日あいにくの大雨・・・郡上市は大雨警報がでています・・・はたして今日は作業ができるのだろうかとみんなで悩んでいると・・・大雨警報が解除されたとの知らせが!予定通り六ノ里棚田で作業を行うことにしました! 6月に田植

日吉でのカルツォーネ販売のお知らせと企画の意図🍴

めぐるめ福島班のけんしんです! ピクルス完売御礼! 先日、郡山駅前でのピクルス販売を行い、無事完売することができました!多くの方に購入していただき大変ありがたく思っています。 幸いなことにたくさんの福島県内メディア様にも取り上げていただき、様々な方のご協力で成り立っている活動なのだと改めて実感しました。ひとつ形になったことは自分の中でも大きな収穫です。(掲載された記事内容はめぐるめのTwitterから確認できます!ぜひ見てください!) さて、ピクルス販売がひと段落した

パネル展☆食育わくわく体験~食でつながる小田原と横浜の学生~Part1

今回は、「ユースフォーラム2023」パネル展に出展を予定している〈体験型研修/食育わくわく体験〉の授業紹介です! Part1として、小田原のブランド食材「下中たまねぎ」の収穫に行ってきました。 ◆日時 2023年5月13日(土) 10:00~16:00 ◆場所 小田原市小竹 ◆目的 ⽟ねぎ収穫を通して⽟ねぎの⽣物学的な知⾒を深めるとともに、⽇  本の農業や地域の課題を発⾒します。 ◆内容 10:00 集合     10:20 アイスブレイク(坂呂公⺠館)     11:30

大学生×考える 農林水産物・食品の輸出促進について学ぶ

 東海学院大学管理栄養学科の1年生です!  今日は農林水産省東海農政局経営・事業支援部長の西嶋英樹先生から『農林水産物・食品の輸出促進』についてわかりやすく教えていただきました。 世界人口は増加するのに、日本の人口は減っていく  私は食料自給率が低い日本でどうして輸出を促進するのだろうとお話を伺うまでは、どうしてなんだろう?と少し疑問に思っていました。   しかし、お話を伺って世界人口が今後増加していく中で、日本は少子高齢化の進展により人口が減少すること、それに伴い日本国

大学生×規格外野菜 5月は各務原にんじんアフタヌーンティー

 東海学院大学管理栄養学科の規格外野菜Caféプロジェクトチームの学生です。4月から大学内で規格外野菜Caféを有志ではじめて1か月が経ちました。 連日多くの皆様にご来店いただき、本当にありがとうございます。 5月は規格外各務原にんじんのアフタヌーンティーをご用意  さて、4月は岐阜県産の規格外いちご(美濃娘)のアフタヌーンティーをご用意しましたが、さて、5月はどうしよう?  5月は大学のある各務原市特産の春夏各務原にんじんの収穫期(二期作)をむかえるため、鮮やかなオレン

大学生×考える 日本の食料・農業・農村の課題と取組について学ぶ

 東海学院大学管理栄養学科の1年生です。大学に入学して3週間。まだまだ緊張する日々が続いていますが、毎日楽しく大学に通っています。  noteに思いを書くのは初めてですが、自分が感じた事や思ったことなどを書いてみたいと思います。 農林水産省東海農政局様から『日本の食料・農業・農村の課題と取組』についてお話を伺いました  今日は、農林水産省東海農政局企画調整室長の井上俊樹先生から『日本の食料・農業・農村の課題と取組』についてお話をお伺いしました。 現在の食事内容は輸入に支

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七彩ファーム探訪記1

大学生×地域の輪 岐阜県で芋煮会?

100人で芋煮会をしてみた! 東海学院大学管理栄養学科の4年生です! 今日は、畑の活動で何度も一緒に活動をしている地域の高齢者の方や 東海学院大学試験圃場の活動をご支援いただいているJAぎふ様、岐阜県様、各務原市様、東海農政局様と私達の100人で芋煮会を開催しました! 芋煮会って? 私の出身地である山形県では、里芋が採れる時期になると、 川原で芋煮会が行われています。 岐阜県の大学に来て一番驚いたのは、秋になっても長良川や木曽川の川原で誰も芋煮会をしていない・・・川原で

大学生×モクテル 岐阜県産食用バラと美濃白川茶二番茶で新商品 第二弾

今日は、私達、美濃白川茶で中山間地域の活性化チームが考案した新商品 『岐阜県産エディブルフラワー(バラ)と美濃白川茶を使ったモクテル』の初の試飲会の日! 岐阜グランドホテル様、道の駅美濃白川様、岐阜県様、白川町様の関係者の皆様に私達の考案したモクテル6種をご試飲いただくことに・・・ プロの方からどんな評価をいただくか、ドキドキです。 食用バラの存在感とコストとのバランス、美濃白川茶の抽出時間や温度のバランス・・・本当に難しい・・・様々なアドバイスをいただき、 大変勉強にな