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#餃子がすき

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本企画では、みなさんの餃子にまつわるエピソードを多数投稿いただき、ありがとうございました! 餃子との真摯な向き合い方、餃子にかかわる懐かしい思い出や大切な方とのコミュニケーション…
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#エッセイ

「#餃子がすき」で思い思いの餃子のエピソードを募集します!!

ニッポンフードシフトでは、身近な食である「餃子」をテーマに日本の食や農をめぐる事情や課題について考えるきっかけとなる情報発信「餃子から日本を考える。」を展開しています。 今回はnote社とコラボし、みなさんの餃子にまつわるエピソードを「#餃子がすき」で募集します。 詳しい条件や投稿方法は下記をチェック! そもそもなぜ「餃子から日本を考える。」??については、こちらの動画をご覧ください。 身近な食である餃子は、具材に使われる肉、野菜、海鮮etc…と様々な食材を包むことがで

餃子にまつわるドラマの話

 私が餃子を好きになったきっかけは、テレビの深夜番組だった。  高校生の頃、眠れずにテレビをつけると、これまで見たことのない番組をやっていた。刑事ドラマらしく、張り込みをしているベテランと新米、二人組の刑事が、町の中華屋に入った逃亡犯の様子をじっと窺っている。  逃亡犯は、餃子とライスを注文した。それを見た新米刑事は 「やっぱり餃子にはビールじゃないですか? ご飯なんて邪道でしょう」  と嘯く。だが、ベテラン刑事はその言葉をたしなめるように、餃子はご飯があってこそだと主張す

白菜と餃子

 久々に餃子を作りたい!と思い立って作ってから半月も経たない頃、友人から連絡が来た。「久々に手作り餃子を思いっきり作って焼きたいから、今度の集まりは鍋じゃなくて餃子にしませんか?」。やっぱりみんな、たまに包みたくなるなる、が餃子なんだな。と1人にやけながら、「餃子作るのん大好きです!」と大賛成で餃子パーティーになった。当日、集まった3人は餃子が好きだと言いつつも確固たるこだわりはない。餃子の皮の裏に書かれたキャベツ(白菜)300グラムに「それって何玉ぶんくらいなんやろう?」な