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「4泊5日で列島横断!ミステリーカレーツアーの舞台ウラ」

「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」では、官民協働の取組の一環として推進パートナーである日本航空株式会社様と、身近な国民食でもある「カレー」をきっかけに日本の食と農を考える連携プロジェクトを実施しました。

日本航空視点で、今回のプロジェクトについてレポートをしていただきましたので、ご紹介させていただきます!


こんにちは、日本航空株式会社 地域事業本部の石橋です。みなさん、もう「華麗にマイル!」の動画はご覧いただけたでしょうか?(まだの方は、ネタバレするので先んじてのご視聴をおすすめします!)
期せずして、ロケ初日から日本列島に大寒波が襲来。画面越しにも自然の厳しさが伝わるであろうこの旅の振り返りを、今からこちらでさせていただきたいと思います。

この旅の行程をざっとまとめると、
Day1 ニンジン…北海道
Day2 お米…新潟県
Day3 タマネギ…兵庫県
Day4 ジャガイモ…長崎県
Day5 牛肉…鹿児島県

お気づきですよね?北から南、、だんだんと暖かくなっていくこの行程。というわけで序盤はとにかく厳しかった…。北海道では雪で足がバシャバシャ(もちろん極寒)、新潟は嵐(暴風・暴雨で全身ずぶ濡れ)…。頭の中で、ひたすらサウナを想像してやり過ごしました。笑 
終盤には寒波も過ぎ去り、兵庫、長崎、鹿児島、と暖かさは増していきましたが、逆に溜まっていく疲労と、落ちていく気力・体力――。

そしてこのロケ、お察しのとおり5日間ぶっ通し、ガチで5日で日本周遊をするロケなのです。旅の主役であるZ世代のお二人は、ミステリーツアーゆえ行程も知らないまま本当に頑張ってくれたと思いますし、スタッフの私ども(年配者、、)もよくぞ頑張れたと思いませんか!皆さんアメイジング!ブラボー!
そんな皆さんの支えがあって、この番組が出来上がったのです。

北海道 真狩村でのロケの様子
新潟県 上越市でのロケの様子

というわけで精神的にも肉体的にもなかなかにハードだったロケ現場。最後に鹿児島から東京に戻ってきて2人がカレー作りをしたのですが、ここで発せられた渡邉鈴音ちゃんの言葉に、私ははっとさせられました。
「カレーの中に農家さんの顔が浮かんで見える」
そう、それですよ!それ!

誰かが作ってくれた手料理は美味しいけど、それはきっとその人が一生懸命作ってくれた姿が浮かび、顔が見えるから。食材だってそう。誰かが心を込めて栽培しているはず。ただ、「会ったことも、顔も見たこともない」から、そこに思いを馳せられない。
それじゃもったいないから、私たちが一肌脱ぐんです。飛行機で現地に行って、農家さんと直接会話して食材に触れる機会をつくる。そうすると、どの食材も、そうやって誰かが大切に育ててくれたものなのだと改めて気づきますよね。そのお手伝いを、私たちはしたかったんです。
2人はこの旅を通して、まさにそれを実践してくれたということ。彼女の口から自然と漏れた言葉に、一人、深く頷いた夜でした。

各地で集めた食材でつくるカレー

最後の最後に素敵な言葉を聞けて、寒さに震えたロケ旅も、今思い出せば小春日和のような暖かさ…は嘘ですが(笑)、雪の中で体を震わせながらかじったニンジンのみずみずしさ、肉厚ジューシーなタマネギステーキ、ほっくほくのじゃがバター、油まで甘い鹿児島黒牛、そしてカレーを存分に引き立ててくれる華麗米。どの食材も大変素晴らしかった!感動した!!(古い)
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

私たち日本航空は、これからもこんな小さなきっかけづくりをサポートしていけるように、「空から、ニッポンフードシフト。」を実行していきたいと思います。
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