1948年、漁業で栄えていた静岡県焼津市で創業し、食品・医薬品関連製造機械メーカーとして顧客の悩みや課題解決のために、オーダーメイドの機械を設計・製造されてきた株式会社イシダテック様。
食品製造機械に関する技術やノウハウを発信するなか、食や農林漁業とつながる活動との連携も実現。現在は地元食材を使った宇宙日本食の開発サポートや、わさび栽培管理システムの実現を目指す株式会社NEXTAGEへの出資など、さまざまな領域において積極的な活動をされています。
今回はニッポンフードシフト推進パートナーの活動として、食品製造機械に留まらない革新的な技術とのコラボや、後進育成にも力を入れているその思いを紹介します。
いつの時代も「重労働を楽にしてあげたい」という思いに突き動かされて
「機械にできることは機械で、伝統の味を大切に」という創業者のモットーを体現し、様々な食品製造機械の開発をされてきた株式会社イシダテック様。今回は、これまで培ってきた技術力をもとに挑戦されている新しい会社の取組について代表取締役社長の石田 尚氏にお聞きしました。
技術的面白さでの課題解決や、次世代育成にも貢献したい
現在、イシダテック様の取組のなかでも目を引くAIを活用した新規の技術開発と、宇宙食プロジェクトについて、お聞きしました。
1.AIを活用した魚類選別システム
2. わさびの栽培にもAIを活用
3.小学生の自由研究から始まった、静岡食材満載の宇宙日本食開発
食品製造機械メーカーに留まらない活動を続ける「食」に関する問題解決への想い
食品製造機械メーカーであるイシダテック様ですが、その活動は多岐に渡ります。でも、その根底に流れているのは「食に関わる業界全体の課題解決」と「次世代の育成」です。今後の展望についてお聞きしました。