社会に求められる『レモンの会社』を目指すポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社。
生産者への理解の深化と地域とのつながり、レモンの価値向上を目指してスタートした広島県大崎上島町での国内レモン栽培。これまでレモンのリーディングカンパニーとして様々な製品を開発・販売してきた企業が、これまで携わってこなかった川上の一次産業に挑戦。2026年までに日本のレモン総需要2倍を目指し、同時にレモンの企業としてのブランディングを強化する取組を推進。
今回はニッポンフードシフト推進パートナーの国産レモンの栽培を通じた「地域共創」の取組について、インタビュー内容を中心にご紹介します。
順風満帆ではなかった国産レモン栽培のスタート
2019年から会社をあげて開始した国産レモン生産の栽培。本事業の責任者である土屋淳一氏。取組開始当初のご苦労についてお聞きしました。
国産レモンの栽培は必要?
現在、日本のレモンの消費量は約5万t、その内輸入は4.2万t、国内レモンは0.8万t。レモンのニーズが高まる中で、圧倒的に海外に依存しているレモンの生産。様々な苦難に立ち向かい、敢えて国内でレモンの生産を拡大する意味についてお聞きしました。
一歩ずつ、結実する成果とレモンの広がり
自社農園で国産レモンの生産を開始して以降、多くの苦労があった本プロジェクト。しかし、今では多くの人を巻き込みながら着実に成果がでているそうです。様々な取組成果についてお聞きしました。
1. 広島県とのパートナーシップの締結
2. レモンの「健康機能」価値の発信
3. レモンメニューコンテスト
4. レモンの長期摂取試験の実施
『レモンのブランディング』を目指して
ようやく軌道に乗り始めた自社での国産レモン栽培。レモンの会社として、この取組を起点として、さらなる発展を目指し、今後も長期的な視点で事業を進めていくそうです。今後の展望についてお聞きしました。