戦後まもない頃から奈良県大和郡山市(やまとこおりやま)三橋地区で栽培されてきた伝統野菜「大和丸なす」。高級食材として首都圏を中心に出荷されてきたこともあり、地元での食文化がありませんでした。せっかく美味しい野菜が地元にあるのだから、地元でも食べて欲しい、知名度を上げていきたいとの思いから、大和郡山市では10年前から「大和丸なす」の地産地消を進めようと取組を進めています。
地元でのさらなる認知・消費拡大を目指す活動の一環として、新たな販路を創出するべく産官学連携での「ピザバトル」を開催。コロナ前に実施していた開催日の試食では長蛇の列ができるほどの人気イベントとなっています。
今回はニッポンフードシフト推進パートナーの地元の大学生と一緒に伝統野菜の魅力を伝える取組について紹介します。
産官学連携イベント「ピザバトル」で伝統野菜「大和丸なす」の魅力を伝えたい
大和郡山市では、伝統野菜である「大和丸なす」を地元の人にも手にとって欲しいと販路拡大・知名度向上を目指し、地元スーパーのイオン大和郡山店さんと管理栄養士を目指す大学生が連携したピザバトルを開催されています。
ピザバトルを主催する大和郡山市 農業水産課 課長 春名 宏昭氏、大和郡山市 農業委員会事務局 局長 北川 徹氏に今年度のピザバトルについてお話を伺いました。
伝統野菜「大和丸なす」を極める!各大学のバラエティ豊かな着眼点がピザバトルの醍醐味
「大和丸なす」を使ったピザのレシピを考案するこのコンテストでは、各大学毎年さまざまな切り口で「大和丸なす」を調理します。
今年度のピザバトルで開発したピザについて、参加した各大学の皆さまに特徴やこだわったポイントなどお聞きしました。
1. 帝塚山大学
ナスがフルーツに見えるピザ?史上初のデザートピザが最優秀賞に
帝塚山大学の松原 真理奈氏、藤本 詩織氏に、「ヘルスチーム菜良」の活動内容や2024年度のピザバトルについてお聞きしました。
2.畿央大学
オーロラソースの配合にこだわった「大和丸なす」主役のピザで勝負!
畿央大学の陶山 晴香氏、大前 空夜花氏、薮田 真歩氏に「ヘルスチーム菜良」の活動内容や2024年度のピザバトルについてお聞きしました。
3.奈良女子大学
「大和丸なす」のインパクトを活かした「和のピザ」はみんな大好きなたらこソースが決め手!
奈良女子大学の髙橋 美月氏に、「ヘルスチーム菜良」の活動内容や2024年度のピザバトルについてお聞きしました。
4.近畿大学
ネーミングセンスとお花をモチーフにしたトッピングが抜群!華麗なピザ
近畿大学の濵井 桃香氏に、「ヘルスチーム菜良」の活動内容や2024年度のピザバトルについてお聞きしました。
今後のヘルスチーム菜良の展開
ヘルスチーム菜良における今後の展望について、各大学の皆さんにお聞きしました。