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NFS通信

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食や農の現場で見つけた、様々な情報を紹介します。
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#スマート農業

古墳のとなりで最先端スマート農業⁉ 嶺南初のメガファーム【福井県小浜市を発掘!】

今回の発掘の舞台は、以前「入れる古墳」を発見した小浜市の宮川地区。 そして、お届けするのはWAKASA発掘調査隊長の寺井です! 今回はいつもの「まちの人にオススメやお気に入りを聞く」というスタイルではなく、「小浜の奥地でどうやら最先端の農業が行われているらしい」という噂を聞き、きちんとアポを取ってお伺いしました。(珍しい!) 発見!嶺南初のメガファーム嶺南では珍しい大雪の中、車を走らせるWAKASA発掘調査隊。 すると目の前に大きな工場のような施設が…!! 「WAKAS

【スマート農業・オプティム後半】「無償ドローン」というビジネスモデル 前人未到の76兆円市場に挑むオプティム農業チーム

2025年に123億円*と予測されるスマート農業市場。どうすれば、一時的に儲かる市場ではなく、農家とともに歩む「持続可能な市場」に育てることができるのか。(*2018年 富士経済調べ) オプティムは、長期的な展望をもって「ドローンの無償提供」にふみきった。前人未到のビジネスモデルに挑戦しているのは、若手中心のフレッシュな農業チームだ。 聞き手:森山健太 前編からの続き 農家からお金を取らないビジネスモデルうちは、農家さんからお金を取らないビジネスモデルなんです。 一

宇宙ロボット技術とAIを搭載した自動搬送ロボット『ADAM(アダム)』が、梨農園にやってきた!

2022年7月に公開した「宇宙ロボット技術とAIで最新アグリテックに挑戦するタミル・ブルームさん」のインタビュー記事が大反響だった輝翆TECH株式会社。今回は、記事の中で紹介した農家の収穫作業を手伝う自動搬送ロボット『ADAM(アダム)』を、実証として果樹農園で走行させる現場を、編集部新メンバーの特派員ありすさんと取材してきました。 「農業は肉体労働の積み重ね」農家さんの実態を知る訪れたのは、千葉県の北東部に位置する山武郡横芝光町で、梨・米・野菜などを栽培されている株式会社