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NFS通信

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食や農の現場で見つけた、様々な情報を紹介します。
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記事一覧

地場野菜を給食に!(生産者編)

JAにしたまnote編集部員のSです。 今回の産地リポートのテーマは「地場野菜を給食に!」 JAにしたまの事業エリアである東京都羽村市、福生市、瑞穂町には、地元の子どもたちに地元で採れた安全・安心な野菜を食べて大きくなってほしい!と奮闘する生産者がたくさんいます。 この記事では、実際に学校給食に地場野菜を納品している、がんばる生産者たちにインタビュー。 どのような経緯で取引が始まったのかや、その取り組みなど、栽培現場の生の声を聞きました。 生産者、JA、給食センターの取

【錦江しごと図鑑】餌から育てて大隅のお肉の魅力を発信する。 大野 徹さん

錦江町しごと図鑑、13人目は地域活性化センター神川を拠点にトウモロコシや麦、大豆、飼料用米など濃厚飼料作物の生産をされている大野徹さんです。 大隅のお肉に魅力を感じて、2021年に錦江町へ移住。豚を餌から国産で育てるプロジェクトに勤しむ中で感じる大隅のお肉の可能性について、お話を伺いました。 福岡から錦江町へ もともとは福岡で保育士として働いていたといいます。 畜産や農業と関わりのないお仕事に勤められていたのに、なぜ錦江町で飼料生産を行うようになったのでしょうか。 「保育

参加無料・特典あり!【生産者・インフルエンサー来場】田舎暮らし・移住に一歩踏み出したい方必見! さが暮らしセミナー

この度、佐賀県の暮らしの良さを発信する『さが暮らしセミナー』が開催されます。 今回は、佐賀県で活躍するインフルエンサーと生産者をお招きし、佐賀の心豊かな田舎暮らしと美味しい食のひとときをテーマに、佐賀県の食ならびに暮らしにおける推しポイントを存分に語っていただきます。 参加者には佐賀県の美味しいお土産もあるかも…?!👀 ↓参加お申し込み・詳細はこちら↓ 佐賀県ってどんなところ?佐賀県は、九州の北西部に位置し、東は福岡県、西は長崎県に接しています。豊かな自然に恵まれた住環

「置きカレー」で販路を切り拓く~「MOTTAINAI BATON」2年目の挑戦

日本各地の食品ロスを「ご当地レトルトカレー」を作ることで解消しようと活動する「MOTTAINAI BATON」。「Hiroshima FOOD BATON」2年目となった今年注力したのは販路の開拓だった。その中で新たに開発した販売形態「置きカレー」とは? オフィスで手軽に 温かいカレーが心を満たす 雨が降って会社の外に出たくない日、仕事が立て込んでいて外食する時間がない日でも、心身のエネルギーチャージに食事は欠かせない。そんな時に「置きカレー」が活躍する。 MOTTAIN

「ウェルビーイング野菜」で広島農家の希望になる~「さいねい農園」の使命

さいねい龍二――広島でその顔と名前を知らない人はいない有名タレントである彼は、近年「さいねい農園」を営む農業従事者としても活動している。そんな彼が今年度「ウェルビーイング野菜プロジェクト」で「Hiroshima FOOD BATON」に採択された。かつての特撮ヒーローは今、農のヒーローに変身しようとしている。 良い野菜であることを 伝えるための指標が必要 さいねい龍二さんは2004年放送のスーパー戦隊シリーズ『特捜戦隊デカレンジャー』のデカレッド役で一躍スターダムに登り詰め

「牡蠣と肉と酒 MURO」開店のその先へ~「ATORA」3年目の到達

瞬間冷凍技術を用いて広島の味を国内外に広げていく――そんなミッションを掲げて「Hiroshima FOOD BATON」にエントリーした「株式会社ATORA」のプロジェクト。3年目を迎えた今、彼らはどこに辿り着いたのだろう? 半年前OPENの旗艦店 上々のスタート 令和4(2022)年度にはじまったATORAのプロジェクトは、スタートアップらしい柔軟な路線変更を行いながら、Hiroshima FOOD BATON最終年である3年目を迎えた。 エントリー時は生牡蠣や比婆牛、

農業で温室効果ガスを削減~「Rev0」2年目の登録

近年世界的に関心が高まっている地球環境問題。中でももっとも注目を集めているのがCO2を筆頭とする温室効果ガスの削減だ。農家の立場からその課題を解決する、しかもそれによって農家の収入を増やす? 広島の山間部から新しい経済が動き出す。 J-クレジット制度への 正式登録を果たす 昨年「Hiroshima FOOD BATON」に採用された「株式会社Rev0」の取り組み「Fair-Farm Credit(フェアファームクレジット)」は理解するのに少し時間がかかる。まず、下の図を見て

農家発の調味料をプロデュース~オタフクソースの共創

広島を代表する食品メーカー・オタフクソースが「Hiroshima FOOD BATON」に参加。これまで培ってきた調味料製造のノウハウを活かして、地域の農産物を原料にした調味料の開発・販売を総合的にプロデュースする。地域との共創に乗り出したオタフクソースの真意に迫る。 調味料製造のノウハウを 地元産農作物に活かす 令和6(2024)年のHiroshima FOOD BATONにオタフクソースが採用された。提案した「地域共創ハレノベジプロジェクト」を担当するのは共創本部・共創

「Farm to baby」の進展と環境保全型農業の夢~「KURU KURU」2年目の成長

子供やその後の世代に少しでも明るい未来を手渡したい――そんな想いから農業に携わる母たちが立ちあげた離乳食ブランド「Farm to baby」。半年ぶりに話をした彼女は、まさに子供があっという間に大きくなるように、経営者として確かな成長を遂げていた。 新しいホームページも作成 活動が整理されたKURU KURU 広島県安芸高田市は中国山地の山間部に位置する静かなまちである。まちの主要産業は農業で、国内の他の地域と同様、高齢化と過疎化に悩まされている。 「KURU KURU」

参加無料&特典あり!「移住」や「事業継承」に関心のある方必見!【宮崎県&福島県移住セミナー開催!】

「都会の喧騒から離れて、もっと自然豊かな暮らしを楽しみたい」 「新しい場所で、自分らしい生き方に挑戦したい」 そんな思いを抱えている方に、宮崎県や福島県への移住はぴったりの選択です。 宮崎県は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、「太陽と緑の国」として知られています。豊富な食材や地元の人々との温かい交流は、移住者にとっての大きな魅力です。 一方、福島県には、農業を中心とした豊かな暮らしが待っています。「自分で野菜を育ててみたい」「自然に囲まれた場所で生活し、地域に貢献したい」

「このまま会社員でいいのかな?」脱サラして農家になった2組に聞いてみた

愛知県知多郡で、化学肥料・化学農薬を使わない栽培を行う「知多の恵みグループ」。 メンバーは10人を超え、新規就農や家業を引き継いだ30~40代の若手が多く活動しています。 農家の高齢化が叫ばれる中、新しく農家になる新規就農は希望の星。 今回は、新規就農2組に農業を始めた理由や新規就農ならではの苦労を聞きました。 青木農園ってどんなところ?地元で農業を盛り上げたいとの思いから、2021年から愛知県半田市で農業を始めました。 カブ、ピーマンをメインに栽培しています。 栽培面

【米袋トリビア③】あなたの知らない米袋の話

皆さんこんにちは、 アサヒパック広報の小林です! こちらの記事では米袋に関する「トリビア」をご紹介しています。 ※前のお話はこちら ⑫その「カラフルな横棒」のなぞ 皆さんはお米の袋のデザインをまじまじと眺めたことってありますか、 ありますよね?? ね??(二回目) そうすると、「光電管マーク」に続いてこっちも気になっちゃいますよね! これは「カラーコントロールマーク」と呼ばれるものです。 「カラコンマーク」とも略されます。 後述しますが、こういったパッケージの

【米袋トリビア②】あなたの知らない米袋の話

皆さんこんにちは、 アサヒパック広報の小林です! こちらの記事では米袋に関する「トリビア」をご紹介しています。 ※前のお話はこちら ⑥その「太い線」のなぞ 皆さんはお米の袋のデザインをまじまじと眺めたことってありますか、 ありますよね?? ね??(圧) そうすると、気になるのってやっぱりこれですよね! わざわざ付けていると思われる「黒く太い線」…。これ、いったい何なんでしょうか? これは「光電管(こうでんかん)マーク」と呼ばれる部分です。 後述しますが、お米

【11月9・10日(土日)開催!】第9回三田マルシェ/2024年度 PIATA秋祭とうきょうグルメマーケット

今週末、田町にて開催! 飲んで、食べて、遊んで学べる。「食」の生まれと違いがわかる、発見に溢れた“食のテーマパーク” 私たちは毎日食べて、消費をして過ごしています。 何気なく選ぶ「食」たちは、なんで値段が違うんだろう? なんで同じ食材でもいろんな種類があるんだろう? 生産現場に触れて、食をもっと賢く楽しめる人を増やすことをミッションに、生産者や生産現場に関心のなかった人たちも思わず立ち寄りたくなる食のテーマパークとしてとうきょうグルメマーケットは誕生しました。 食の新