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NFS通信

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食や農の現場で見つけた、様々な情報を紹介します。
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#TABETAIの畜産業情報

この命は環境を守る側に使いたい。 『地元産飼料75%!』自給自足農家の、愛情たっぷりこだわり卵に迫る!【後編】

茨城県石岡市で養鶏場を営んでいる田中啓之(たなか・ひろゆき)さん。 全てDIYで自宅と養鶏場を建設し、たくさんのこだわりと愛情で美味しい卵を育てています! 前編では、循環型農業や地産地消にもトコトンこだわり、餌はなんと75%が地元産飼料を使っているなど、卵へのこだわりを沢山お伺いしてきました! 【前編】はこちら。 今回の後編では、田中さんのこれからの夢についてなどなどお聞きしていきます! <書き手:まゆ> 1.この命は環境を守る側に使いたい人生って一回だけでしょ?人間って

鶏への大きな愛。『地元産飼料75%!』自給自足農家の、愛情たっぷりこだわり卵に迫る!【前編】

茨城県石岡市で養鶏場を営んでいる田中啓之(たなか・ひろゆき)さん。 全てDIYで自宅と養鶏場を建設し、たくさんのこだわりと愛情で美味しい卵を育てています! 循環型農業や地産地消にもトコトンこだわり、餌はなんと75%が地元産飼料を使っているとのこと……! 今回はそんな田中さんに、卵へのこだわりを沢山おうかがいしてきました! 【後編】はこちら! <書き手:まゆ> 1.こだわりがたっぷり詰まった美味しい卵全てこだわってはいるんだけど、まずは環境負荷のない生活っていうのが1番。

牛が教えてくれる「食べること」と「私たちの命」 / 高秀牧場

循環型酪農について取材させていただいた千葉県いすみ市にある高秀牧場。取材中、筆者が何度も感じたことは、「生きるということは命をいただいている」ということ。 取材させていただいた馬上温香(まがみ・はるか)さんは、元々、全然酪農をやりたくなかったそうだ。しかし、牛のある凄さに感動して、今では牛に囲まれた生活をしている。一体、どのようなきっかけがあったのでしょうか。 高秀牧場の循環型酪農についての前編記事はこちら 岡 優成 感動のきっかけはモーモースクール「牛って、すごい生

未来へ”酪農”を残すために。高秀牧場の循環型酪農とは。

 北海道のような広大な景色が広がるのは、千葉県いすみ市にある高秀牧場。今回は、高秀牧場の馬上温香(まがみ・はるか)さんを取材させていただいた。 高秀牧場は、酪農だけでなく、チーズの製造やジェラートの製造、菓子の製造なども行っている。さらにカフェも併設しており、牛を見ながらジェラートをいただくこともできる施設だ。 そんな高秀牧場のホームページを拝見すると”循環型酪農”と言う文字が目立つ。 循環型酪農とは一体どんな酪農なのか、馬上さんにたずねてみた。 書き手:岡優成 牛は

牛乳で世界平和を!~都市酪農家石田さんのシゴト~

神奈川県伊勢原市。都心から1時間ほどの距離にも関わらず、この場所はのどかな風景が広がっている。ここに石田牧場はある。田舎道をピクニック気分で歩いていると、優しいミルクの匂いがしてきた。今回取材した、石田陽一(いしだ・よういち)さんはまさにこのミルクのようなやさしさの持ち主。経営者として、酪農家として、本当に尊敬すべきところが多い方だ。 ニュージーランド留学で 神奈川酪農の未来に 危機感を覚えた  石田さんは大学三年生の春休みにニュージーランドにファームステイし、そこで見た