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NFS通信

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食や農の現場で見つけた、様々な情報を紹介します。
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#TABETAIの農業情報

好きなことと暮らすために、半農半フォトグラファーという働き方を選んだ。 / 小分坂剛さん

今回の記事では、農家×フォトグラファーという働き方をしている小分坂剛(こぶんざか・つよし)さんにお話をうかがった。 書き手:岡優成 元々は、今の「半農半フォトグラファー」という働き方とは全然違う、土木関係の仕事をしていたという。なぜ、今の働き方のスタイルになったのだろうか。 「趣味に使う時間が全くなかったんですよね」と話す小分坂さん。前職はとても忙しく、週6日から7日も働く週もあったという。家に帰っても疲れて寝るだけの生活だったそう。 自分のために使う時間もどんどん減

つながりの芽も育てる畑-人と出会える農作業体験「畑のオープンキャンパス」-

「畑のオープンキャンパス」とは今回は東京都三鷹で「畑のオープンキャンパス」というイベントを開催している冨澤ファームさんについてご紹介します。 「畑のオープンキャンパス」では東京の三鷹にある畑に、農業に興味のある人たちが月1で集まって農業を体験したり、作業後に一緒にご飯を食べながらコミュニケーションを取ったりしています。 私も実際に「畑のオープンキャンパス」に参加し、冨澤剛(とみざわ・たけし)さんにお話をうかがってきました。 書き手:まりあ 今回の「畑のオープンキャンパ

【酒造りに関わる人を増やしたい】麒麟山米づくり大学開校~米づくりから麒麟山酒造のお酒ができるまでを学びながら体験~※2期生募集中!3月31日まで

今回訪れたのは新潟県の東部に位置する阿賀町(あがまち)です。阿賀町は名前の由来である阿賀野川をはじめ、たくさんの川が流れる水に恵まれた自然豊かな山間地。 この綺麗な水を活かして米作りからお酒づくりまで一貫して行っているのが、麒麟山酒造です。今回、麒麟山酒造が日本酒づくりについて実践的に学べる「麒麟山米づくり大学」を開校するという話を耳にしました。一体どんなことをするのか!?どんな人たちが集まったのか!!?気になったので、5月に行われた田植え体験を取材してきました。 <書き

「竜峡小梅の砂糖漬け」商品化プロジェクト始動!~体験イベントレポート~

2023年5月27~28日の2日間、首都圏在住の若者を中心とする7名が長野県飯田市に集まり、飯田市下久堅に伝わる竜峡小梅の収穫から漬け物にする作業の体験、商品化に向けたパッケージデザイン案や値段設定などのワークショップを行うイベントを開催しました。 飯田市の市役所で働く地元の方々や農家の皆さんにもお集まりいただき、皆で交流しながら終始楽しい雰囲気で執り行われました。 小梅の砂糖漬け、商品化プロジェクト始動! 2018年にTABETAI代表の田丸が“宝石のような小梅漬け”

伝統野菜って?種と人の未来を考える【農業】

”伝統野菜”と聞いて、なにか思い浮かべるものはありますか? NIPPON TABERU TIMES(にっぽんたべるたいむず)でおなじみの生産者さんたちの中にも、伝統野菜を栽培されている生産者さんたちがいます。 青森県青森市 森山知也さん 筒井赤かぶ・笊石かぶ・毛豆・あおもり地ネギ・赤諸赤米 青森県八戸市 水野浩司さん美香さん 糖塚きゅうり 山形県真室川町 佐藤春樹さん 甚五右衛門芋 福島県相馬市 菊地将兵さん 相馬土垂 福島県喜多方市 清水琢さん 御種人蔘 福島

「農業は土だ」とよく聞くけれど、これほどにそれを体現している農家を私はまだ知らない。 <有機農家・田中栄三さん訪問記>

まって、畑綺麗すぎ。 岩手県岩手町で有機農業を営む田中栄三(たなか・えいぞう)さんの畑を友人の紹介で訪れた時、真っ先にこの言葉がでた。 白い蝶がまっていて、まっすぐに整列した畝(うね:畑で作物を作るために、細長く直線状に土を盛り上げた所)は、その畝ごとに姿が異なり、無数の野菜やハーブがいきいきと育っている。 「みんなして何種類あるかって聞くんだけど、数えられないんだ」 そう笑顔で話を始めてくれた栄三さんは、すぐに買い手がついてしまう美味しい野菜やハーブ、苗を育てる知る

自然食って茶色で不味い、ものじゃない!「いのちを育む食」を届ける旬彩工房【eumo✖️NIPPON TABERU TIMES 加盟店取材企画】

雪深く、ブナの森が広がる山形県の白い森の国・小国町。百名山の一つである、飯豊山の麓にあたる場所で農業を営んでいるのが、旬彩工房代表の山口ひとみさんです。 「いのちを育む食の応援団」でありたいと願う、地元のお母さんたちと、組合として立ち上げた旬彩工房は、街中から20分近くかかる地域の雇用の場にもなっています。 自家栽培のお米と雑穀を活かして作られた、安全で美味しいおやつやパンたち。購買がない地元の高校や役場などでも販売を行い、地域の人たちの食の支えにもなっています。 雑穀

「旬のある暮らしを共に分かち合う」ために。/柴海農園

「野菜の旬に合わせた食生活をすることが人間にとっても豊かな生活だと思うんです」 こう語るのは、千葉県印西市にある柴海農園の代表、柴海祐也(しばかい・ゆうや)さん。 柴海農園のテーマは「旬の暮らしを共に分かち合う」。野菜の旬を感じることで四季を感じ豊かな生活を送る。柴海農園が、お客さんとその価値観を共有するために行っていることについてうかがいました。 書き手:岡 優成 農家の息子だけど新規就農。柴海家は、代々農業を行ってきた家系で、柴海農園を営む祐也さんは16代目。ご両

【農家の3Kイメージを覆す生産者たち】「コンビニから直売所の時代へ」浅間山麓のビジョナリーな直売所が、地産地消にうねりを起こす

農家の3Kイメージ「きつい・汚い・給料低い」を覆す生産者たちを大特集!農業をビジネスとして成立させるための「クリエイティブな」視点に迫りました。彼らのマインドは、一次産業界だけでなく、幅広いビジネスシーンで通じるはずです。 雄大な浅間山のふもと長野県小諸市に、ぐんぐんと支持層を広げる農産物直売所「浅間のかおり」はある。スーパーのように、決まった品ぞろえはない。ネット通販のように、ボタンひとつで買える利便性もない。だが、あるお客さんはこう評した。“見据えるところがビジョナリー

【スマート農業・オプティム後半】「無償ドローン」というビジネスモデル 前人未到の76兆円市場に挑むオプティム農業チーム

2025年に123億円*と予測されるスマート農業市場。どうすれば、一時的に儲かる市場ではなく、農家とともに歩む「持続可能な市場」に育てることができるのか。(*2018年 富士経済調べ) オプティムは、長期的な展望をもって「ドローンの無償提供」にふみきった。前人未到のビジネスモデルに挑戦しているのは、若手中心のフレッシュな農業チームだ。 聞き手:森山健太 前編からの続き  農家からお金を取らないビジネスモデルうちは、農家さんからお金を取らないビジネスモデルなんです。 一

生産、製造、販売、3つの顔で「たかすの食」をプロデュース~バイオアグリたかす~

米や野菜などを生産する1次産業、生産物を加工する2次産業、もの・サービスを売る3次産業。北海道のほぼ真ん中に位置する小さな町で、これら全てを一貫して行う(※)会社がありました。 ※いわゆる6次産業化、以下この事業形態を6次産業と表現する。 北海道第二の都市・旭川に隣接する北海道鷹栖町(たかすちょう)。人口は約7,000人弱で、稲作が盛んです。また、昼夜の寒暖差を生かしたトマトの栽培もおこなわれており、トマトジュースは鷹栖町の名産品となっています。 そんな鷹栖町を代表する

新規就農した早大生の話 ~竹を使った持続可能なサイクルで地域の社会課題を解決したい~

「持続可能なサイクルで地域の社会課題を解決したい」 この想いで、放置竹林問題の解決や農業に熱く活動するサークルがある。 その名もBAM部(ばんぶ)。ポップな名前のサークルだが、創設者の大井晃亮(おおい・こうりょう)さんは、大学院生中に新規就農し、今年9月にはBAM部の活動をサポートする株式会社タブラ・ラサも設立。 大学院生である大井さんが、農業や地域課題に熱くなる理由は何なのか。 うかがってきた。 河村青依 (TABETAI編集部) 大井晃亮(おおい・こうりょう)さん