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NFS通信

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食や農の現場で見つけた、様々な情報を紹介します。
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2024年1月の記事一覧

【酒造りに関わる人を増やしたい】麒麟山米づくり大学開校~米づくりから麒麟山酒造のお酒ができるまでを学びながら体験~※2期生募集中!3月31日まで

今回訪れたのは新潟県の東部に位置する阿賀町(あがまち)です。阿賀町は名前の由来である阿賀野川をはじめ、たくさんの川が流れる水に恵まれた自然豊かな山間地。 この綺麗な水を活かして米作りからお酒づくりまで一貫して行っているのが、麒麟山酒造です。今回、麒麟山酒造が日本酒づくりについて実践的に学べる「麒麟山米づくり大学」を開校するという話を耳にしました。一体どんなことをするのか!?どんな人たちが集まったのか!!?気になったので、5月に行われた田植え体験を取材してきました。 <書き

「蔵元は経営者、杜氏が作り手」がメジャーだった。25歳で300年以上続く老舗酒蔵・福禄寿酒造で酒造りと経営を行う道を進み、全国新酒鑑評会金賞受賞酒 「一白水成」の生みの親となった渡邉 康衛さんインタビュー【U30限定日本酒イベント開催あり】

日本酒の原料である「米」の産地・栽培方法から改善し、全国新酒鑑評会金賞受賞酒 「一白水成(いっぱくすいせい)」の生みの親となった渡邉 康衛(わたなべ・こうえい)さんと出会った。 日本酒は従来、蔵元(くらもと)という経営者と、杜氏(とうじ)という製造者に役割分担されていた。酒造りの世界に惹かれ、大学卒業後に家業に入った渡邉さんは、日本酒好きなら誰もが知っている日本酒「一白水成」を作り上げた。 渡邉さんが代表を勤める、福禄寿(ふくろくじゅ)酒造について、そして、近年力を入れる

「竜峡小梅の砂糖漬け」商品化プロジェクト始動!~体験イベントレポート~

2023年5月27~28日の2日間、首都圏在住の若者を中心とする7名が長野県飯田市に集まり、飯田市下久堅に伝わる竜峡小梅の収穫から漬け物にする作業の体験、商品化に向けたパッケージデザイン案や値段設定などのワークショップを行うイベントを開催しました。 飯田市の市役所で働く地元の方々や農家の皆さんにもお集まりいただき、皆で交流しながら終始楽しい雰囲気で執り行われました。 小梅の砂糖漬け、商品化プロジェクト始動! 2018年にTABETAI代表の田丸が“宝石のような小梅漬け”

【こだわり農家見聞録~其の参~】イカリファーム(滋賀県近江八幡市)

皆さんこんにちは、 アサヒパック広報の小林です! こちらは、日ごろ弊社製品をご愛顧いただく農家様の”想い”や”こだわり”を取材し、まとめた記事です。題して「こだわり農家見聞録」。 今回はその第三弾。お話を伺ったのはこちらのお客様です。 取材に快く応じてくださり、ありがとうございます! 日本の穀物事情改善を目指して 『僕の国、まだ餓死者いるよ。』 20年ほど前のこと、当時北京大学へ留学していた現イカリファーム代表の井狩篤士さんに同世代の留学生たちはそう話したそうだ。