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NFS通信

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食や農の現場で見つけた、様々な情報を紹介します。
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2023年10月の記事一覧

高校生の頃に感じた“ある危機感”がUターン就農のきっかけに。トマトを極めて地元に貢献 ー 長野県下伊那郡根羽村のまち自慢

根羽拠点(長野県下伊那郡根羽村)で教育事業に携わっている上村です。 長野県の最南部にある根羽村は、人口約850人の小さな村です。 今回は、根羽村でトマト農園を営む小林 智雄(こばやし ともお)さんに取材をしました。 根羽村出身の小林さんが、なぜトマト農園を始めたのか、今に至るまでにどのような苦労があったのか、そして今後の夢は・・? 取材を通して分かった、小林さんの熱い思いをご紹介したいと思います! トマト農園を始めたきっかけとは?中学生までは根羽村に住んでいましたが、高校

昆布を、だし文化を、途絶えさせたくない。

最近、昆布でだしを引いたのはいつですか。 「だし」は日本の食文化の根幹をなしていて、もはや意識することもない位に、あって当たり前の存在かもしれません。でも実はだしを取るために不可欠な昆布が危機的状況にあるのをご存知でしょうか。 創業100余年の昆布専門店、こんぶ土居。この度4代目店主・土居純一さんのもとへ取材に伺ったところ、お話の端々から未来への危機感を感じ取りました。昆布に今、何が起きているのでしょうか。 大阪で広まった真昆布とだし文化昆布は、日本近海に生息している海

【繁盛米屋探訪記~2023年10月号~】まきの米店(千葉県船橋市)

皆さんこんにちは、 アサヒパック広報の小林です! こちらは、日ごろ弊社製品をご愛顧いただくお米屋さんの”工夫”や”独自の視点”を取材し、まとめた記事です。題して「繁盛米屋探訪記」。 2023年10月号としてお話を伺ったのはこちらのお客様。 取材に快く応じてくださり、ありがとうございます! 食と生活者、生産者のパイプ役として 途絶えない客足。ひっきりなしに鳴る電話…。 『取材時は大盛況だったって、記事に書いておきますね』と伝えると、『そんなそんな!』と笑ってくださった