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NFS通信

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食や農の現場で見つけた、様々な情報を紹介します。
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2023年7月の記事一覧

有機農家11年目。まったく売れなかったビーツのヒットでブランド確立。大病を経て、これから進む道は?|先輩移住者file.4

先輩移住者ドキュメントfile.3 平形清人 生まれ:1981年群馬県高山村 移住タイプ:Uターン 以前の住まい:カナダ・サスカチュワン州 移住時期:2009年(現在14年目) 家族構成:5人(妻、息子9歳、8歳、娘4歳) 仕事:有機農園「Kimidori farm&kitchen」運営 カナダ留学。家族経営の有機農家で働きながら、地域づくりのボランティアを楽しむ 25歳の時、ワーキングホリデーの制度を利用してカナダで働き始めました。もともと大学は国際学部で、環

「もったいない」ふくしまの桃を農家の想いとともに商品化

「ふくしまおこしびとPlus」ではふくしまの地域づくりキーパーソンや関係人口の方に、福島の魅力や想いをお話いただきます Profile 福島市生まれ。田舎に魅力を見出せず仙台の大学へ。在学中に音楽活動を開始。大学卒業後、テレビ局ディレクターとして企画・取材・撮影に携わっていたが、本気で音楽活動するためバイト生活に切り替える。ゴスペルを指導しながら、飲食店の運営に携わる。 東日本大震災を機に地元の福島へ。ゴスペルで元気になれる企画を進めるうち、まちづくりに興味を持ちNPO事務

【こだわり農家見聞録~其の弐~】徳永農園(新潟県柏崎市)

皆さんこんにちは、 アサヒパック広報の小林です! こちらは、日ごろ弊社製品をご愛顧いただく農家様の”想い”や”こだわり”を取材し、まとめた記事です。題して「こだわり農家見聞録」。 今回はその第二弾。お話を伺ったのはこちらのお客様です。 取材に快く応じてくださり、ありがとうございます! 「職業」として選べる農家を目指して 後継者がいない…。全国の中小企業のほとんどが直面している問題だ。 経済産業省と帝国データバンクによると、日本の全事業者で「中小企業」に該当するのは全

自然食って茶色で不味い、ものじゃない!「いのちを育む食」を届ける旬彩工房【eumo✖️NIPPON TABERU TIMES 加盟店取材企画】

雪深く、ブナの森が広がる山形県の白い森の国・小国町。百名山の一つである、飯豊山の麓にあたる場所で農業を営んでいるのが、旬彩工房代表の山口ひとみさんです。 「いのちを育む食の応援団」でありたいと願う、地元のお母さんたちと、組合として立ち上げた旬彩工房は、街中から20分近くかかる地域の雇用の場にもなっています。 自家栽培のお米と雑穀を活かして作られた、安全で美味しいおやつやパンたち。購買がない地元の高校や役場などでも販売を行い、地域の人たちの食の支えにもなっています。 雑穀

「旬のある暮らしを共に分かち合う」ために。/柴海農園

「野菜の旬に合わせた食生活をすることが人間にとっても豊かな生活だと思うんです」 こう語るのは、千葉県印西市にある柴海農園の代表、柴海祐也(しばかい・ゆうや)さん。 柴海農園のテーマは「旬の暮らしを共に分かち合う」。野菜の旬を感じることで四季を感じ豊かな生活を送る。柴海農園が、お客さんとその価値観を共有するために行っていることについてうかがいました。 書き手:岡 優成 農家の息子だけど新規就農。柴海家は、代々農業を行ってきた家系で、柴海農園を営む祐也さんは16代目。ご両