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NFS通信

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食や農の現場で見つけた、様々な情報を紹介します。
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2023年1月の記事一覧

”1時間で完売”したコシヒカリの生産者は小学5年生

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 皆さんは「学校田」という言葉に耳なじみはありますか? 学校田とは幼稚園や小学校などが管理する田んぼのことです。 学校の課外授業などで田植えや稲刈りを体験したことのある方もいらっしゃるかもしれません。 ヤマグチが住むまちにもその学校田があり、先日収穫されたお米の販売会が行われました。 当日は販売開始前からお客さんの行列ができ、お米はわずか1時間ほどで売り切れに…… 5月の田植えからはじまり、稲刈り、そして販売まで

生産、製造、販売、3つの顔で「たかすの食」をプロデュース~バイオアグリたかす~

米や野菜などを生産する1次産業、生産物を加工する2次産業、もの・サービスを売る3次産業。北海道のほぼ真ん中に位置する小さな町で、これら全てを一貫して行う(※)会社がありました。 ※いわゆる6次産業化、以下この事業形態を6次産業と表現する。 北海道第二の都市・旭川に隣接する北海道鷹栖町(たかすちょう)。人口は約7,000人弱で、稲作が盛んです。また、昼夜の寒暖差を生かしたトマトの栽培もおこなわれており、トマトジュースは鷹栖町の名産品となっています。 そんな鷹栖町を代表する