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GENERATION Z

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次の時代を担う若い人達が、食や農林水産業に対する思い、目の当たりにしたリアルを発信します。
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#農家

“ハタケ”なのに、”タマリバ”でもある。二子玉川の「タマリバタケ」を訪れました!

皆さんは「エディブルシティ」という言葉を聞いたことがありますか? 直訳すれば、「食べられる街」。あまり農業が身近ではないのでは…? と思われるかもしれない都市部でも、様々な形で農業をしていこうという試みが進められています。一方、「2022年問題」といって、都市内の農地が減っていくかもしれないという課題もありましたが、国の新たな政策により急速な減少は回避されているようです。とはいえ、農地の減少は進んでいきつつあります。 そんな中、農業振興や農地保全という課題に対して、自治体とN

オール地域食材でのおもてなし!「やんばる料理」

さっそくですが皆さん!! 沖縄料理を思い浮かべてください!🤤 ゴーヤーチャンプルーに沖縄そば、ラフテーにジューシーにクーブイリチーなんかも!沖縄に行った際には是非沖縄料理と、そこでしかいただけない食材を味わいたいものですよね〜! そんな中、南国リゾートとして知られる沖縄県の北部にある山間に囲まれた地域「やんばる」では、使う食材をすべて地域の食材で賄うというの素敵なプロジェクトが行われているんです! プロジェクト名は「やんばる畑人(はるさー)プロジェクト」という名前で、畑人

NFS FES.九州 #萌え断米粉サンドウィッチ 作成レポート

私たち福岡キャリナリー農業・食テクノロジー専門学校製菓・製パン科 製パンコースの学生16名は11月にららぽーと福岡で行われたイベント、【NIPPON FOOD SHIFT FES.九州】で九州7県の食材を使った “萌え断米粉サンドウィッチ”の作成レポートを発表しました。 (萌え断とは昨今SNSなどで流行している、断面が美しく“萌え”な気分に なれる料理などの事です) 九州各県の農家さんへの収穫体験に始まり、メニューの考案、試作、 レポートの作成など、“萌え断米粉サンドウ

いちご農家見学&農家さんへのインタビュー🍓

私たち情熱パズルは、NIPPON FOOD SHIFT FES. で販売する国産スイーツのコンセプト開発の情報収拾をするべく、千葉県野田市のいちご農家である瀬能ファームさんに伺いました! 農地見学 瀬能ファームのいちごのほとんどはいちご狩りや直売所での販売のために作られており、スーパーなどにはほとんど出回らないそうです。栽培から販売までを農地内で完結させており、理にかなっているな、と感じました。 私たちが伺ったのは8/31で、夏の暑さがまだまだ続いており、ビニールハウス

ぶどう農家訪問〜国産ぶどうの魅力&農家の苦労〜

私たちは、10月末に行われるNIPPON FOOD SHIFT FES.にて 「100日後にできるZ世代プロデューススイーツカフェ」 を開催するにあたり、国産ぶどうを使ったスイーツ開発に挑戦しました! ぶどう畑を訪問し、国産ぶどうの魅力をたくさん知ることができました。 国産ぶどう食べ比べ最初にブドウの食べ比べをさせて頂きました。 これまでいろんな品種のブドウを食べ比べるといったことがなかったので、一つ一つ味が結構違うことに驚きました。 特に巨峰は

さつまいも収穫体験!一面緑に生い茂った畑に込められた思いとは?

私たちは、10月末に行われるNIPPON FOOD SHIFT FES.内の企画である「100日後にできるZ世代プロデューススイーツカフェ」で提供するスイーツ開発に向けて 現在のさつまいも農家を取り巻く環境 さつまいも農家が抱える課題 スイーツ開発のアイデア などを学ぶために収穫体験およびインタビューの場をセッティングしていただきました! 収穫体験8月だったこともあり、本当に収穫できるのか少し不安な気持ちもありつつ…幼稚園、小学校ぶりのさつまいも掘りにとてもウキウキ

筑波3日目-アイデア創発ワークショップ

三日目は引き続き、並木高校の教室をお借りして、昨晩固めた各々のアイデアをブラッシュアップする時間をとりました。また、最終日ということでメンバー同士が交流する機会も作りました。 カスミの方にも再び来ていただき、アイデアに関しての意見をもらうこともできました。 この合宿を通して数多くのPJが誕生したので、そちらの内容はまた後日こちらのノートで記載していきたいと思います。 ひとまず2泊3日あっという間に時間が過ぎていき、学びのとても濃い時間でした。もぐらぼの活動に興味を持った

筑波2日目-食の流通、小売を学ぼう-(カスミ未来/カスミフードスクエアテクノパーク桜店/並木高校でアイデア創発)

二日目は、流通、小売をテーマにスーパーマーケットカスミさん協力の元、株式会社カスミ未来と、カスミの実店舗であるフードスクエアテクノパーク桜店を回らせていただきました。 『株式会社カスミ未来』 株式会社カスミみらいは「お客さまのために」「地域とともに」というカスミグループの理念のもと、働く意欲のある誰もが仕事を通じ社会参加できる地域を目指して障がい者雇用の特例子会社として設立されました。 こちらでは、実際に障害者の方がどのような業務を行っているかという流通の裏側を見学させ

辰野町3日目-イノベーションアイデア発表会

3日目、最終日は2日間を通して創発してきたアイデアを発表する場を作りました。合宿2日目までで、辰野に拠点を構えた様々な地域の方とお話をする機会を持つことができ、また実際に自分たちで体を動かして、農業体験をできたことで食に対する価値観が変化したメンバーも数多くいました。 そんな中迎えたアイデア発表会では、数多くの魅力的なPJが誕生しました。 現在も進行中のPJばかりなので、後々、こちらのノートでもより詳細にPJ概要を投稿していきたいと思っています。お楽しみに! ◎もぐもぐ

筑波1日目-サイエンスを体感せよ-<食と農の科学館>

次に訪れたのは、食と農の科学館。 こちらでは、食に関する様々な研究開発の取り組みについて学ぶことができました。 見学させていただいた、研究成果を展覧しているコーナーは、大きく六つのコーナーがあります。 ・食料安定供給研究 高生産性水田/畑輪作 /IT活用高度生産システム /農業機械 /農業経営/環境保全型農業 /稲の品種開発 / 稲品種 / 麦品種 /大豆品種 ・農業付加価値化研究 食品の安全 流通・加工 / 日本食 / 食品の健康機能性 / ブランド農作物 / 果樹

茨城県筑波キャンプレポート-概要-

こんにちは。もぐもぐファームラボのたけです。 この度、Z世代を起点とした食と農のイノベーションプロジェクト「もぐもぐファームラボ(通称:もぐラボ)」が発足しました。Z世代にの日本の食を自分ごと化して欲しいという思いで発足した今回のPJは、机上で学ぶだけでなく実際に地域を訪れて、食の未来について考えることを行っています。 第一弾のコラボ地域は、長野県辰野町で、農家さんのお話を聞いたり、食にとてもこだわりを持ったレストランや古民家を運営されている方にお話を聞かせていただいたり

辰野町1日目 -知る- 〈辰野町役場の方々のお話〉

日が落ちて、星もちらほら見えてきた頃…(この日はあいにくの曇り空で、惜しくも満天とはいえない星空でしたが。。。) 今回宿泊させていただくお宿「かやぶきの館」に到着。 そこで本日最後のお話をしてくださったのは、辰野町役場の方々。 歓迎ムードで、わたしたちのことをあたたかく出迎えてくださいました。 「ようこそ、辰野町へ!」 役場の方々が直々に挨拶に来てくださるなんて、よく考えてみればすごい。。。 さらに、わたしたちの学びを深めるために、辰野町の農業に関しての実態を知れ

辰野町1日目 -知る- 〈甘酒屋an’s 白鳥杏奈さん〉

そして同じく小野酒造店さんのお座敷をお借りして、続けてお話を伺ったのは、なんとキッチンカーでオリジナルの甘酒を販売しているという「甘酒屋an's」の杏奈さん。 気になるキッチンカーのお写真を見せてもらうと、メンバーからは「わー!かわいい!」という歓声があがります。 車体を染めている鮮やかな水色は、四季折々に彩る大自然に囲まれたこの地によく映えていて、見つけたらつい駆け寄りたくなるような見た目。 ハッピーを運んでくれそうな予感をかんじさせます! 「実はわたし、甘酒が苦手

辰野町1日目 -知る- 〈小野酒造店 小野能正さん〉

のどかで落ち着いた辰野の街中を歩いていると、見えてきたのは長い歴史を感じさせる立派な建築。 暖簾をくぐり、ガラガラと扉を開けた玄関で出迎えてくださったのは、ここで酒造を営んでいる小野能正さん。 「夜明け前」という、かっこいい名前の日本酒を製造・販売されています。 なんとここの創業は、明治維新前夜の元治元年(1864年)! むかし日本史の授業で習った当時の出来事や偉人たちをおもわず連想してみましたが、なんといっても激動の時代。 きっと想像もつかないほどのさまざまな困難