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食から日本を考えてみた。

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#料理

地域で700年受け継がれてきた「食のバトン」を次世代につなぐ本田 節の挑戦。温かい食卓から浮かび上がる豊かな未来のあり方とは

生成AI、DX(デジタルトランスフォーメーション)、メタバース いま世界中でこうした先端技術が爆発的な進化を遂げ、生産性の向上や社会課題の解決という側面から変革を起こし始めています。 そんな中、変化や効率を重んじる現代の潮流とは対照的なアプローチで豊かな未来の実現を見据えてきた女性が今回の主人公です。 その人物こそ、私たちの故郷・人吉球磨が誇る食の伝道師 本田  節さん。 「命の食事プログラム」という郷土料理の伝承や研修の開催、地域づくり拠点の創出、農泊を通じたグリー

"未利用フルーツ"を使用した、山梨市との連携によるフードロス削減への取り組み

農家の「フードロス」という課題に対する新しい提案「山梨市フルーティピッツァプロジェクト」発足の経緯 果物や野菜を作るのに適した「内陸性気候」でぶどう、もも、すももの生産量が日本一の山梨。落葉果樹の栽培に適した自然条件を最大限に生かして作られた果物は、全国から高い評価を受けています。 その一方で、市内における農業従事者の高齢化は進み「農作業の負担」「労働力不足」など、様々な課題を抱えています。 主に課題として挙げられるのが「フードロス」。 農業は天候に大きく左右される自然