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GENERATION Z

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次の時代を担う若い人達が、食や農林水産業に対する思い、目の当たりにしたリアルを発信します。
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野菜の生産から販売までを体験して学んだこと

この夏、「SHIBUYA TSUTAYAからニッポンフードシフト」で開催された「食のインターンシッププログラム」に参加した上智大学4年の猪俣みなみです。 昨今では、野菜の価格高騰のニュースがよく取り上げられています。日々、スーパーで見る野菜の値段は変動し、私たちは目に見える影響を受けているのも確かです。地球温暖化のせいなのか。その原因や影響についてまで知らないのが一消費者としての現実なのかもしれません。 今回、7日間の生産者・青果店体験を通して消費者として学んだこと、

「食のインターンシッププログラム」に参加して

この夏、「SHIBUYA TSUTAYAからニッポンフードシフト」で開催された「食のインターンシッププログラム」に参加した大学2年の金子千夏です。 今回、NFSを通したこのインターンシップに参加して、実際に自分の五感を使って現状を知るという体験から、様々な気づきがありました。これまでの経緯やインターンでの学び、これからのことなどを簡単に以下で述べていこうと思います。 ① なぜ今回参加してみようと思ったのか。 大学で持続可能性について勉強していることもあり、世界の政治情勢や

いちご農家見学&農家さんへのインタビュー🍓

私たち情熱パズルは、NIPPON FOOD SHIFT FES. で販売する国産スイーツのコンセプト開発の情報収拾をするべく、千葉県野田市のいちご農家である瀬能ファームさんに伺いました! 農地見学 瀬能ファームのいちごのほとんどはいちご狩りや直売所での販売のために作られており、スーパーなどにはほとんど出回らないそうです。栽培から販売までを農地内で完結させており、理にかなっているな、と感じました。 私たちが伺ったのは8/31で、夏の暑さがまだまだ続いており、ビニールハウス

ぶどう農家訪問〜国産ぶどうの魅力&農家の苦労〜

私たちは、10月末に行われるNIPPON FOOD SHIFT FES.にて 「100日後にできるZ世代プロデューススイーツカフェ」 を開催するにあたり、国産ぶどうを使ったスイーツ開発に挑戦しました! ぶどう畑を訪問し、国産ぶどうの魅力をたくさん知ることができました。 国産ぶどう食べ比べ最初にブドウの食べ比べをさせて頂きました。 これまでいろんな品種のブドウを食べ比べるといったことがなかったので、一つ一つ味が結構違うことに驚きました。 特に巨峰は

さつまいも収穫体験!一面緑に生い茂った畑に込められた思いとは?

私たちは、10月末に行われるNIPPON FOOD SHIFT FES.内の企画である「100日後にできるZ世代プロデューススイーツカフェ」で提供するスイーツ開発に向けて 現在のさつまいも農家を取り巻く環境 さつまいも農家が抱える課題 スイーツ開発のアイデア などを学ぶために収穫体験およびインタビューの場をセッティングしていただきました! 収穫体験8月だったこともあり、本当に収穫できるのか少し不安な気持ちもありつつ…幼稚園、小学校ぶりのさつまいも掘りにとてもウキウキ

筑波3日目-アイデア創発ワークショップ

三日目は引き続き、並木高校の教室をお借りして、昨晩固めた各々のアイデアをブラッシュアップする時間をとりました。また、最終日ということでメンバー同士が交流する機会も作りました。 カスミの方にも再び来ていただき、アイデアに関しての意見をもらうこともできました。 この合宿を通して数多くのPJが誕生したので、そちらの内容はまた後日こちらのノートで記載していきたいと思います。 ひとまず2泊3日あっという間に時間が過ぎていき、学びのとても濃い時間でした。もぐらぼの活動に興味を持った

辰野町3日目-イノベーションアイデア発表会

3日目、最終日は2日間を通して創発してきたアイデアを発表する場を作りました。合宿2日目までで、辰野に拠点を構えた様々な地域の方とお話をする機会を持つことができ、また実際に自分たちで体を動かして、農業体験をできたことで食に対する価値観が変化したメンバーも数多くいました。 そんな中迎えたアイデア発表会では、数多くの魅力的なPJが誕生しました。 現在も進行中のPJばかりなので、後々、こちらのノートでもより詳細にPJ概要を投稿していきたいと思っています。お楽しみに! ◎もぐもぐ

辰野町2日目-農業体験(飯沢清成さん、山浦農園さん、あずかぼ)

二日目は朝から、辰野町で農業を営んでいる農家の飯沢清成さんにお世話になり、農業体験をさせていただきました。 辰野町では実際に自分たちが普段食べているものはどのようにして生産されているのかを目的にしていました。実際に自分で農作業をしてみることで、食のありがたみを再実感することができました。 次に訪れたのは、山浦泰さんが営んでいる山浦農園。 こちらでは野菜の収穫を体験させていただきました。野菜ごとに育て方を変えていたり、農薬を使わずにどうしたら美味しい野菜を作れるかなどを研

筑波1日目-サイエンスを体感せよ-<食と農の科学館>

次に訪れたのは、食と農の科学館。 こちらでは、食に関する様々な研究開発の取り組みについて学ぶことができました。 見学させていただいた、研究成果を展覧しているコーナーは、大きく六つのコーナーがあります。 ・食料安定供給研究 高生産性水田/畑輪作 /IT活用高度生産システム /農業機械 /農業経営/環境保全型農業 /稲の品種開発 / 稲品種 / 麦品種 /大豆品種 ・農業付加価値化研究 食品の安全 流通・加工 / 日本食 / 食品の健康機能性 / ブランド農作物 / 果樹

筑波1日目-サイエンスを体感せよ-(筑波JAXA宇宙センター)

もぐらぼメンバーが筑波に集結。 筑波に到着して早々訪れたのはJAXA筑波宇宙センター。 ここでは実際に、ガイドさんにお話を伺いながら宇宙について知りたいと思ったことを質問したり、今回のテーマである、宇宙と食の関係について質問をさせていただくことができました。 この記事ではそこで学んだことをトピックとして少し紹介していきます。 宇宙から人工衛星で農地を管理? 宇宙から人工衛星で農地を管理しているのを知っていましたか?宇宙には人工衛星が存在します。それらは様々な用途で用い

辰野町1日目 -知る- 〈辰野町役場の方々のお話〉

日が落ちて、星もちらほら見えてきた頃…(この日はあいにくの曇り空で、惜しくも満天とはいえない星空でしたが。。。) 今回宿泊させていただくお宿「かやぶきの館」に到着。 そこで本日最後のお話をしてくださったのは、辰野町役場の方々。 歓迎ムードで、わたしたちのことをあたたかく出迎えてくださいました。 「ようこそ、辰野町へ!」 役場の方々が直々に挨拶に来てくださるなんて、よく考えてみればすごい。。。 さらに、わたしたちの学びを深めるために、辰野町の農業に関しての実態を知れ

辰野町1日目 -知る- 〈甘酒屋an’s 白鳥杏奈さん〉

そして同じく小野酒造店さんのお座敷をお借りして、続けてお話を伺ったのは、なんとキッチンカーでオリジナルの甘酒を販売しているという「甘酒屋an's」の杏奈さん。 気になるキッチンカーのお写真を見せてもらうと、メンバーからは「わー!かわいい!」という歓声があがります。 車体を染めている鮮やかな水色は、四季折々に彩る大自然に囲まれたこの地によく映えていて、見つけたらつい駆け寄りたくなるような見た目。 ハッピーを運んでくれそうな予感をかんじさせます! 「実はわたし、甘酒が苦手

辰野町1日目 -知る- 〈小野酒造店 小野能正さん〉

のどかで落ち着いた辰野の街中を歩いていると、見えてきたのは長い歴史を感じさせる立派な建築。 暖簾をくぐり、ガラガラと扉を開けた玄関で出迎えてくださったのは、ここで酒造を営んでいる小野能正さん。 「夜明け前」という、かっこいい名前の日本酒を製造・販売されています。 なんとここの創業は、明治維新前夜の元治元年(1864年)! むかし日本史の授業で習った当時の出来事や偉人たちをおもわず連想してみましたが、なんといっても激動の時代。 きっと想像もつかないほどのさまざまな困難

辰野町1日目 -知る- 〈農家レストランこめはなや 小澤尚子さん〉

次に訪れたのは、おととしたくさんの方に惜しまれながらもレストランを閉店し、現在は農業と農産加工品の販売を行っている「こめはなや」の小沢尚子さん。 長年のご経験と農業に対する強い愛を感じさせる尚子さんの話っぷりは、終始力強い。 わたしたちは、お話を聞けば聞くほど、農業というものがどれだけ一筋縄ではいかず、奥深いものかということを実感しました。 そんな尚子さんは、長年農薬を使わない有機栽培を生業としてきましたが、近年特に注目しているというのが「土」なのだそう。 空、雨、風